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宇宙:超新星残骸RX J1713.7-3946での宇宙線陽子の加速

Nature 416, 6883 doi: 10.1038/416823a

おおよそ1015eVまでのエネルギーをもった陽子は、宇宙線の主要な成分を占めているが、それら陽子がこのような高エネルギーにまで加速されうる場所の特定についての観測的確証は得られていなかった。電子は超新星残骸中で宇宙線のエネルギーまで加速されることが知られており、超新星残骸と結びついた衝撃波は、周囲の星間物質に衝突したとき、陽子を加速するためのエネルギーとなりうる。そのような過程中の特性的事象がp中間子(p0)の崩壊であると考えられ、p中間子は陽子が星間雲内で原子や分子と衝突したときに生ずる。そしてp中間子の崩壊によって特定のスペクトルのエネルギー分布をもったγ線が発生する。本論文では、地球の上層大気に衝突する1012eVのエネルギーをもつγ線による可視光の光子のカスケードシャワーを超新星残骸RX J1713.7-3946の方向に観測したことを報告する。このスペクトルはp中間子崩壊から予測されるスペクトルとよく一致し、他のメカニズムでは説明できない。

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