Review Article 化学:コロイド科学を使った相転移速度論の考察 2002年4月25日 Nature 416, 6883 doi: 10.1038/416811a コロイドは気体相、液体相、固体相および液晶相の間で興味深い相転移を示す。そのような相転移は自然界に広く存在し、何十年にもわたって研究されてきた。しかし、相図からの予測が必ずしも実現するわけではない。系はしばしば過冷却、過飽和状態となり、あるいはゲル様状態に陥る。多くの場合、最終生成物は相図のどこから出発したかに強く依存し、予測と実際の観測の不一致は相転移のダイナミクスの複雑さから生じる。コロイド科学はこれらの転移の基礎となる機構の理解をめざしている。相転移を起こしつつある個々のコロイド粒子は新たな画像化技術などの大きな進歩によって直接観察できるようになった。その結果、転移にかかわる複雑な経路が、ある程度明らかにされた。 Full Text PDF 目次へ戻る