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Cover Story: 細胞の案内役:ゼブラフィッシュの血液幹細胞が目的地へ導かれる仕組み

Nature 564, 7734 (2018年12月6日)

脊椎動物では、造血幹・前駆細胞(HSPC)は、生体の生涯にわたって必要な血液細胞全ての源となる。HSPCは、発生中の胚の背側大動脈の内皮細胞から生じ、次に専用のニッチに移動して、血液細胞を生み出せる状態でそこに保持される。今回W Panたちは、HSPCが目的地へと輸送される機構を明らかにしている。ゼブラフィッシュ胚を使った研究から、マクロファージ様細胞が案内役となってHSPCを目的地に導き、ニッチの微小環境にHSPCを保持するのを助けていることが見いだされた。

Nature 著者インタビュー

柳沢 正史氏

混沌状態をすっきりさせるような研究が好き

長田 重一氏

長田重一大阪大学免疫学フロンティア研究センター教授は、アポトーシス(プログラム細胞死)の分子メカニズムの解明など、すばらしい業績を残してきた。いくつもの論文が引用ランキングに並ぶ。その始まりは、1980年に成功したインターフェロンα遺伝子のクローニングだった。

柳沢 正史氏

“ねむけ”の謎を解明したい

柳沢 正史氏

筑波大学大学院時代に見つけた血管収縮物質が世界の研究者の注目を集め、米国テキサス大学にスカウトされて1991年に渡米。後を追って留学してきた後輩の櫻井武(現・筑波大学 国際統合睡眠医学科研究機構;IIIS)とともにオレキシンを発見する。この脳内の神経伝達物質が睡眠と覚醒に関係していることから、本格的に睡眠学の研究を開始。現在IIISを主宰して、「ねむけとは何か」の解明を目指している。

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