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Cover Story: 読心術:皮膚のパターン形成の運動制御からコウイカの視覚を読み取る

Nature 562, 7727 (2018年10月18日)

周囲の環境の色や質感を模倣して身を隠すコウイカ、イカ、タコの特異な能力は、アリストテレスの時代以来、自然科学者たちを魅了してきた。こうした軟体動物は、全ての動物の中でも独特で、皮膚にある色素胞と呼ばれる多数の拡大・収縮する細胞の「画素」に、運動ニューロンで直接働き掛けることによって外見を制御している。今回G Laurentたちは、このニューロンと色素胞の対応を用いて、コウイカの脳を調べ、自然行動中の個体における数万個の色素胞の動態を数百分の1秒から数週間の時間スケールにわたって分析することで、制御ネットワークの推定構造を推測している。

Nature 著者インタビュー

柳沢 正史氏

混沌状態をすっきりさせるような研究が好き

長田 重一氏

長田重一大阪大学免疫学フロンティア研究センター教授は、アポトーシス(プログラム細胞死)の分子メカニズムの解明など、すばらしい業績を残してきた。いくつもの論文が引用ランキングに並ぶ。その始まりは、1980年に成功したインターフェロンα遺伝子のクローニングだった。

柳沢 正史氏

“ねむけ”の謎を解明したい

柳沢 正史氏

筑波大学大学院時代に見つけた血管収縮物質が世界の研究者の注目を集め、米国テキサス大学にスカウトされて1991年に渡米。後を追って留学してきた後輩の櫻井武(現・筑波大学 国際統合睡眠医学科研究機構;IIIS)とともにオレキシンを発見する。この脳内の神経伝達物質が睡眠と覚醒に関係していることから、本格的に睡眠学の研究を開始。現在IIISを主宰して、「ねむけとは何か」の解明を目指している。

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