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Cover Story: 宇宙を見るCHIME:高速電波バーストを多数捉えたカナダの電波望遠鏡の初観測

Nature 566, 7743 (2019年2月14日)

今週号には、カナダのブリティッシュコロンビア州ペンティクトンの近くにある電波望遠鏡、カナダ水素強度マッピング実験(CHIME)で初めて得られた観測結果が2報報告されている。今回のデータは、新しい計器の試験が行われた昨年7月と8月に収集された。CHIME/FRBコラボレーションは、1報目の論文で、400 MHzという低い周波数までの範囲で13例の高速電波バーストを観測したことについて報告している。高速電波バーストは、銀河系の外側の遠く離れた所に起源がある約1ミリ秒継続する放射だが、その放射機構はまだよく分かっていない。高速電波バーストは、かなりの探索が行われたにもかかわらず、700 MHz以下の周波数ではこれまで見つかっていなかった。2報目の論文では、観測された13例のバーストのうち1例の放射源が、実は反復する高速電波バーストであることが明らかにされている。こうした放射源が観測されたのは、これが2例目である。試験段階においてこうした観測成果が得られたことから、CHIMEはその運用期間においてさらに多くの反復する高速電波バーストを観測できる可能性がある、と著者たちは考えている。

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Nature 著者インタビュー

柳沢 正史氏

「私」とNature
 混沌状態をすっきりさせるような研究が好き

長田 重一氏

長田重一大阪大学免疫学フロンティア研究センター教授は、アポトーシス(プログラム細胞死)の分子メカニズムの解明など、すばらしい業績を残してきた。いくつもの論文が引用ランキングに並ぶ。その始まりは、1980年に成功したインターフェロンα遺伝子のクローニングだった。

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 “ねむけ”の謎を解明したい

柳沢 正史氏

筑波大学大学院時代に見つけた血管収縮物質が世界の研究者の注目を集め、米国テキサス大学にスカウトされて1991年に渡米。後を追って留学してきた後輩の櫻井武(現・筑波大学 国際統合睡眠医学科研究機構;IIIS)とともにオレキシンを発見する。この脳内の神経伝達物質が睡眠と覚醒に関係していることから、本格的に睡眠学の研究を開始。現在IIISを主宰して、「ねむけとは何か」の解明を目指している。

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