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粒子様光キュービットと波動様光キュービットのハイブリッド量子もつれの遠隔生成

Nature Photonics 8, 7 doi: 10.1038/nphoton.2014.137

光の粒子と波動の二重性は、光量子情報処理に2種類の符号化をもたらし、粒子のような離散変数状態(すなわち有限次元量子系)と波動のような連続変数状態(すなわち無限次元系)のいずれかを利用した方法がいくつか現れた。今回我々は、離れた場所に位置し損失の多いチャネルで接続された異なるタイプの光キュービット間の量子もつれの生成を実証している。そうしたハイブリッド量子もつれは、量子暗号や量子計算を含む最近提唱されたさまざまな方式の主要なリソースとなり、テレポーテーションを介して、従って異なる符号化に基づく離れた量子プロセッサーの接続を介して、あるヒルベルト空間から別のヒルベルト空間への情報変換を可能にする。我々の光回路は、エンタングルメントの探究に基本的な意義を持つこと、具体化の見込みがあること以外に、離散変数と連続変数に基づく動作と技術を効率的に組み合わせることのできる異種ネットワークの実現に有望である。

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