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ペロブスカイト化合物と高分子ホール伝導体を含む高効率の無機‐有機ハイブリッドヘテロ接合太陽電池

Nature Photonics 7, 6 doi: 10.1038/nphoton.2013.80

無機‐有機ハイブリッド構造は、両方の系の利点を組み合わせられるため、次世代の色素増感太陽電池に替わる革新的な構造となってきている。今回我々は、層状サンドイッチ型アーキテクチャについて報告する。その中心部は、メソ多孔質(mp-)TiO 2と光ハーベスターとしてのCH3NH3PbI3ペロブスカイトの共連続三次元ナノ複合材料および高分子ホール伝導体からなる。このプラットフォームから、安価で溶液処理できる高効率太陽電池を開発する新たな機会が得られる。高分子ホール伝導体、特にポリトリアリールアミンを用いると、この電池の開路電圧Vocと曲線因子が大幅に改善される。こうした無機‐有機ハイブリッドを用いた太陽電池は、16.5 mA cm-2の短絡電流密度、0.997 VのVoc、0.727の曲線因子を示し、AM 1.5基準太陽光条件下で12.0%の電力変換効率が得られる。

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