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空間成形した光によるスピン波放出の方向制御

Nature Photonics 6, 10 doi: 10.1038/nphoton.2012.218

将来のスピントロニクスでは、スピン波がジュール加熱のない独自の情報キャリアの役割をすると予想されている。スイッチング素子を実現するため、スピン波の放出方向の制御が望まれている。今回我々は、空間成形した円偏光の光パルスを利用した有望な方法を提案する。この光パルスを磁性体上に集束すると、逆ファラデー効果を通してスピン波が発生する。さらに、スピン波の波数分布はその光スポットの空間強度分布によって決まる。我々は、この方法の原理を理論と実験の両方で実証している。光スポットを楕円形に成形し、その長軸を磁場と平行または垂直にすることにより、エネルギー流の方向の制御に成功している。今回の知見から、計算機生成ホログラムなどのより洗練された光成形法を使って、スピン波パターンを高速かつ任意に合成する可能性が開かれるであろう。

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