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プラズモニクス技術で調節した極低温原子のためのマイクロポテンシャル

Nature Photonics 5, 8 doi: 10.1038/nphoton.2011.159

プラズモン近接場は、光波長未満の分解能で構造化できる。したがって、プラズモニクス技術によって調節された双極子ポテンシャル中で低温原子を捕捉・誘導・操作する有望なシナリオが得られる。これにより、単一原子と単一プラズモン励起との強い結合が可能になるかもしれない。今回我々は、ボーズ・アインシュタイン凝縮体とマイクロメートル以下のプラズモニック構造体上の光近接場との相互作用について報告する。このようなプラズモニック構造体では、クレッチマン配置において表面プラズモンポラリトンがレーザーによって励起され、共鳴増強表面プラズモンが生じる。我々は、表面からの低温原子の反射を観測することによって光近接場の強さを測定する手法を導入している。特に、電磁場増強の構造体サイズに対する依存性を調べている。さらに、我々は、プラズモニックワイヤー回折格子からの物質波回折を実証することによって、近接場誘起ポテンシャルランドスケープがマイクロメートル未満の大きさまで調節できることを示している。

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