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シングルショット・テラヘルツ場駆動X線ストリークカメラ

Nature Photonics 3, 9 doi: 10.1038/nphoton.2009.160

<p>高強度同期テラヘルツ場の存在下でイオン化軟X線放射に対する物質の過渡応答をサンプリングするポンプ-プローブ方式を利用して、数フェムト秒X線ストリークカメラが実現された。フェムト秒X線ストリークカメラは、アト秒計測学から概念を借りることにより、一般的な分解能が数百フェムト秒である従来型ストリークカメラとサブフェムト秒領域で動作するストリーキング技術のギャップを埋める。これはシングルショットが可能なので、個々のX線パルスの持続時間と時間構造を決定できる。加速器やレーザーを利用した新しい短パルスX線源を用いて行われると想定される数種の時間分解分光、回折またはイメージングの実験には、この知見が不可欠であるが、X線計測学にとって大きな課題である。今回我々は、自由電子レーザー施設FLASHからの軟X線パルスのシングルショット特性評価について報告する。</p>
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