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ナノスケールでの放射熱伝達

Nature Photonics 3, 9 doi: 10.1038/nphoton.2009.144

熱放射の放出と吸収を通して、熱を2つの表面の間で交換できる。黒体のスペクトルのピーク波長よりも短い距離では、エバネセント波の寄与により放射熱伝達が増強されうることが理論的に予測されている。この寄与は、表面間のギャップを通したエネルギー・トンネリングとみなすことができる。これらの効果はすでに観測されているが、ナノメートル領域での理論と実験の詳細な定量的比較はまだ行われていない。今回我々は、30 nmから2.5 µmのギャップのコンダクタンス測定を可能にする実験装置について報告する。我々の測定結果は、熱アシスト磁気記録や熱アシスト・リソグラフィーに利用できるサブマイクロメートルのナノヒーターの設計への道を開くものである。

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