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遠距離からの高速精密絶対距離測定

Nature Photonics 3, 6 doi: 10.1038/nphoton.2009.94

ある物体までの絶対距離を測定することは、リモートセンシングの最も基本的な測定の1つである。高精度測距は、大規模製造や、個々の衛星の相対的な向きと位置の維持に絶対距離の高速高精度測定が不可欠となる緊密なフォーメーションフライトをする将来の衛星ミッションの両方に重要な用途がある。2つのコヒーレント広帯域ファイバーレーザー周波数コム源を用いることにより、我々は、飛行時間法と干渉法の利点を組み合わせて、複数のリフレクターから同時に低電力で絶対距離測定を行うコヒーレントレーザー測距システムを実証している。パルス飛行時間法では、3 µmの精度と200 µsで1.5 mのアンビギュイティー・レンジが得られる。光キャリア位相により精度は60 msで5 nm以上に改善される。また、RF位相によりアンビギュイティー・レンジは30 kmまで拡張され、長距離で1013分の2の測距を実現できる可能性がある。

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