Article

クロスリンクされたコロイド量子ドットを用いた高性能発光ダイオード

Nature Photonics 3, 6 doi: 10.1038/nphoton.2009.92

<p>コロイド量子ドット発光ダイオードは、色調整が容易であり、輝度が高く、発光バンド幅が狭いため、最近かなりの注目を集めている。輝度、効率、寿命の点で急速な進歩があったものの、量子ドット層へのホール注入と電子注入のエネルギー障壁が大きいため、デバイス性能にはまだ制限がある。今回我々は、コロイド量子ドット層をクロスリンクすることによって、赤色発光量子ドット発光ダイオードにおける電荷注入障壁をゾル-ゲルTiO<SUB>2</SUB>電子輸送層を用いてかなり低減できる可能性があることを示す。このデバイス構造は、デバイスの作製に全溶液法を適用でき、得られたデバイスは、高い輝度(12,380 cd m<super>−2</super>)、低いターンオン電圧(1.9 V)、高い電力効率(2.41 lm W<super>−1</super>)を示す。アクティブマトリックス・ドライブ・バックプレーンをもつディスプレイ・デバイスにこの技術を導入した結果から、今回の方法が作製容易な高性能大面積ディスプレイや照明光源への応用に有望であることが示唆される。</p>

目次へ戻る

プライバシーマーク制度