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ペロブスカイト量子細線アレイに基づく大面積の平面発光ダイオードと球形発光ダイオード

Nature Photonics 16, 4 doi: 10.1038/s41566-022-00978-0

ハロゲン化物ペロブスカイトは、高効率平面発光ダイオード(LED)の魅力的な候補であり、ディスプレイや照明において商業的可能性がある。しかし、従来の溶液プロセスで大面積LEDや非平面型LEDを作製することは、材料安定性の問題とともにペロブスカイト膜の不均一性の問題もあるため、依然として困難である。今回我々は、発光スペクトルが可視光全域をカバーする非常に均一な大面積ペロブスカイト結晶量子細線アレイを成長させた。最大92%のフォトルミネッセンス量子収率と、周囲条件下でフォトルミネッセンスが初期値から50%に低下する時間として5644時間が、MAPbBr3量子細線で達成されている。我々は、この量子細線に基づくLEDを、最大4インチのウエハーサイズの硬質平面基板やフレキシブル平面基板の上に作製するとともに、極めて優れた均一性を持つ独特な三次元球形LEDも報告する。今回の結果は、今回開発した方法を、今後他の非従来型三次元LEDに一般化できることを示唆している。

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