Letter

光学的再配置走査レーザー検眼鏡検査を使った超解像網膜撮像

Nature Photonics 13, 4 doi: 10.1038/s41566-019-0369-7

超解像光学顕微鏡技術によって、物理学、化学、生物学の分野で多くの現象の発見と視覚化が可能になっている。しかし、最高分解能の超解像技術は、非線形蛍光現象に依存しているため、反射型撮像を必要とする多数の用途では利用しにくい。有望な超解像技術の1つは、光学的再配置(optical reassignment)であるが、これまで、低速での蛍光撮像でしかその可能性が示されていない。今回我々は、光学的再配置の新たな進歩を報告し、反射型撮像を含むあらゆる走査型顕微鏡法に光学的再配置を適合させ、従来の光学的再配置技術よりも1桁高速な画像取得を可能にしている。我々は、こうした進歩を利用して、光学的再配置走査レーザー検眼鏡検査、つまり、共焦点ゲーティングに頼らないin vivoの超解像ヒト網膜撮像デバイスを実現した。我々は、このデバイスを使って、適応光学や化学的な散瞳なしに(最小中心窩偏心度によって決定された)生きているヒト網膜錐体光受容細胞の高分解能撮像を達成した。

目次へ戻る

プライバシーマーク制度