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インドで避妊の普及に努める:ワクチン開発をあきらめなかった医師の40年

Nature Medicine 24, 2 doi: 10.1038/nm0218-118

インドでは、現在91歳の医師Gursaran Pran Talwarが、自身の考案した産児制限用のワクチンの臨床試験開始を待っている。彼は、毎日服用する必要がなく、再び妊娠可能な状態に戻すことができ、出血や気分の変化、頭痛といった副作用がほとんど生じないような避妊法、つまりインドの女性たちが実際に利用可能なワクチンを求めて試行錯誤を繰り返し、ついにヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)を標的とするワクチンにたどり着いた。そして、40年以上をかけてさまざまな改良が重ねられ、臨床試験が繰り返された結果、第三世代に当たる3種類の改良型抗hCGワクチンがついに作製され、臨床試験が始まろうとしている。こうしたワクチンの効果と安全性が十分に保証され、実際に臨床で広く使用される日は本当に来るのだろうか。

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