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免疫:1型制御性T細胞分化のAHRとHIF1-αによる代謝制御

Nature Medicine 21, 6 doi: 10.1038/nm.3868

リンパ球の代謝を調節する経路、また代謝やその産物が免疫応答に及ぼす影響についてはまだ十分に解明されていない。我々は、転写因子である低酸素誘導因子1α(HIF-1α)と芳香族炭化水素受容体(AHR)によって制御される代謝プログラムが、1型制御性T細胞(Tr1)細胞の分化を助けることを報告する。HIF-1αは、Tr1細胞の初期代謝の再プログラム化を制御する。それより後の時期では、AHRがHIF-1αの分解を促進し、Tr1細胞代謝を支配する。細胞外ATP(eATP)と低酸素状態は炎症と関連していて、HIF-1αによるAHRの不活性化を引き起こし、Tr1細胞分化を阻害する。反対に、CD39はeATPを除去することでTr1細胞の分化を促す。CD39はまた、レスポンダーT細胞と抗原提示細胞で発現されるCD73と協働してアデノシンを生成することでTr1抑制活性にも関与する。これらの結果は、HIF-1αとAHRが、免疫学的、代謝的および環境的シグナルを統合して免疫応答を調節することを示唆している。

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