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骨髄での悪玉コレステロールと善玉コレステロールのせめぎあい

Nature Medicine 19, 5 doi: 10.1038/nm.3188

血小板産生とコレステロール代謝の関連性が明らかにされ、血小板増加症やアテローム形成に関わる機序の解明が進んだ。この研究で、コレステロール輸送体であるABCG4が、骨髄の巨核球前駆細胞で高度に発現していることがわかった。また、アテロームを形成しやすいマウスでは、この輸送体がないと巨核球前駆細胞のコレステロール排出が損なわれて増殖が亢進し、巨核球の産生数増加や血小板増加症、アテローム形成の加速につながることも明らかになった。

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