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複雑な代用品:血友病の抗体療法

Nature Medicine 18, 10 doi: 10.1038/nm.2959

A型血友病での血液凝固第VIII因子(FVIII)の欠損に対しては、血漿由来FVIIIもしくは組換えFVIIIを使ったタンパク質補充療法による治療が慣例的に行われている。今回、ヒト化二重特異性抗体がFVIIIの「足場」機能を果たせることが実証され、この遺伝性出血性疾患の治療でFVIIIの代用品となる可能性が出てきた。

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