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気候や地形、海洋や大気に対する人間の影響が広がっているため、地球の歴史や将来の進化に関して理解を深めることがますます重要となっています。

Nature Geoscience は、地球科学全般および関連分野における質の高い研究の情報を提供することを目的とする月刊総合学術誌です。

本誌は、地球科学全般の分野を反映し、現地調査やモデリング研究、理論的研究を網羅した内容となります。

本誌で扱う分野は以下のとおりです。

  • 大気科学
  • 生物地質化学
  • 気象科学
  • 地球生物学
  • 地球化学
  • 地理情報科学およびリモートセンシング
  • 地質学
  • 地球電磁学および古地磁気学
  • 地形学
  • 地球物理学
  • 氷河学
  • 水文学および陸水学
  • 鉱物学および鉱物物理学
  • 海洋学
  • 古生物学
  • 古気候学および古海洋学
  • 岩石学
  • 惑星科学
  • 地震学
  • 宇宙物理学
  • 構造地質学
  • 火山学

Nature Geoscience は、専門知識を有する専任編集委員で構成されたチームによる監視の下で、公平、迅速、厳格な査読プロセスを行い、それを通じて地球科学分野における質の高い重要な研究報告を掲載します。

Nature Geoscience は、重要研究論文の掲載に加え、Review Articles、News and Views、Research Highlights、Commentary、および関連書籍や技術のレビューを掲載することにより、地球科学分野において最も重要な発展の概要を提供します。

他のNature 関連誌と同様、Nature Geoscience は外部の編集委員会を設けていません。その代わりとして、PhDレベルの地球科学者である専任編集委員で構成されるチームが、編集上のすべての決定を行います。

編集に関する一般的なお問い合わせ:
Editor 宛てにまでお問い合わせください。

原稿の状況に関する問い合わせ:
Editorial Assistant 宛てにまでお問い合わせください。

Nature Geoscience は、編集上独立した学術誌であり、編集者は他のNature 関連誌から独立して編集上の決定を行います。原稿の投稿先を決めるのは、著者自身です。Nature は、地球科学を始めとする科学の最も重要な進歩を発表し続けます。Nature Geoscience は、地球科学に限定した分野での画期的な論文を掲載します。他のNature 関連誌(physics and materials science など)の範囲に入るトピックスの内容が、地球科学の新しい発展に重点を置くものである場合、Nature Geoscience に特集記事として掲載する場合があります。それ以外の場合、それらのトピックスは他の関連ジャーナル誌の範囲となります。2誌以上のNature 関連誌の範囲に当てはまる可能性のある論文の場合、先に投稿するジャーナル誌を決めるのは、著者の皆様です。

Nature 関連誌で論文が却下された場合、著者の皆様は、原稿の自動転送サービスを利用し、その原稿を担当した編集者から送られたリンクを使って、原稿をNature Geoscience に投稿することができます。このとき、レフェリーのコメント(編集者宛の内部コメントを含む)と本人証明が、原稿と共に次のNature 関連誌の編集者に転送されることに留意してください。転送先のジャーナル誌の編集者は、編集上の決定を行う際に、それまでの査読内容を考慮に入れますが、さらに別のレフェリーから助言を受ける場合もあります。または、著者が新たな査読を要求することもできます。その場合は、自動転送リンクを使用しないでください。編集者は、それまでの査読過程とは無関係に論文を評価します。詳細については、下記をご覧ください。

Nature、Nature 関連誌における著者および査読者向けサービス、並びに出版方針の詳細については、「For Authors」をご覧ください。Nature Communications をはじめとする他のNature、Nature 関連誌には、数多くの共通方針があります。詳しくは、「Editorial policies」をご確認ください。

インパクトファクターに関しては「About the Journal」をご覧ください。

抄録および索引目的で使用する本誌の正確な略称は、Nature Geosci. です。

Nature Geoscience の国際標準逐次刊行物番号(ISSN)は1752-0894、電子版国際標準逐次刊行物番号(EISSN)は1752-0908です。

Letterは、重要な新規研究を報告する論文です。通常、Letterは印刷版4ページ分の長さです。本文は2,000語以内で、導入部のパラグラフは含まれますが、Methods、参考文献、図版の説明文は含まれません。Letterに添付できる表示項目(図および/または表)は3~5点までです。参考文献は30点以内です。Letterの形式は、表題(スペースを含み90字以内)から始まり、次に導入部のパラグラフ(約200語、抄録ではありません)が続きます。このパラグラフで、背景情報、実施理由、主たる研究成果(”Here we show” またはこれと類似した表現で始めます)、研究の意義を概説します。参考文献がある場合は明記してください。またこのパラグラフを本文の一部と考え、その後の本文中の導入部分でこのパラグラフの内容を必要以上に繰り返さないようにしてください。Letterには、金銭的利害の対立に関する申告と受付日/受理日を記載してください。補足資料を添付することもできます。Letterについては査読が行われます。

Articleは、新規性があり、量的にも充実した質の高い研究論文で、地球科学界で広く関心をもたれる論文を扱います。本文(導入部のパラグラフ、Methods、参考文献、図版の説明文を除く)は2,000~3,000語です。Articleに添付できる表示項目(図および/または表)は4~6点です。参考文献は50点以内とします。

表題の長さは90字以内です(スペースを含む)。導入部のパラグラフは通常150語程度で、参考文献を明記する必要はありません。ここでは、当該研究の背景と実施理由を簡単に説明し、”Here we show” あるいはこれと類似した表現を使って主要な結論を示してください。次に、500語以内の導入部(見出しはありません)で他の文献を引用し、当該研究の背景をさらに詳しく説明してください(この場合、抄録と一部重複してもかまいません)。続いて新知見を簡潔かつ重点的に記述して、最後に1~2つの短いパラグラフで考察を行ってください。

Articleには、金銭的利害の対立に関する申告と受付日/受理日を記載してください。補足資料を添付することもできます。Articleについては査読が行われます。

Reviewは、特定の研究分野での最近の進展に関する、信頼性が高く、バランスのとれた総説論文です。総説論文は、各分野の専門家による学術的な性格をもったものとして捉えられるべきですが、専門家でない読者にも情報を提供するという視点から書かれるべきものでもあります。したがって、総説論文は、専門用語の多用や技術的詳細を避け、単純な散文体で記述してください。Reviewの長さは約3,000~4,000語で、通常4~6点の表示項目(図、表または囲み記事)が添付されます。参考文献は100点以内とし、引用は厳選してください。脚注は使用できません。Reviewの領域は、単一の研究所での研究、特に著者自身の研究内容に限定してはならず、幅広いものでなければなりません。

総説論文を書くには十分に成熟していない可能性のある発展途上の研究分野に焦点を当てた記事としては、Progressの方が適切です。Progressの論文は2,000語以内で、4点以内の表示項目(図、表または囲み記事)が添付されます。参考文献は50点以内とします。

ReviewおよびProgressの論文は編集者からの依頼によって執筆されますが、短い要約を含む論文のご提案は歓迎します。

ReviewおよびProgressの論文には、金銭的利害の対立に関する申告が付記されますが、受付日/受理日は記載されません。また、これらの論文については、事実の正確さ、適切な引用と学術的なバランスを期すために査読が必ず実施されます。

News and Viewsの記事は、(Nature Geoscience やその他の文献で)最近発表された研究論文や学会で報告された地球科学の最新の研究成果を読者に伝えます。ほとんどの News and Views記事は編集者からの依頼によって執筆されますが、当該研究論文の発表前や学会開催のかなり前の時点でEditorに執筆の提案をすることは可能です。News and Views記事の査読は実施されませんが、著者と相談の上で編集が行われます。

Correspondenceは、読者が、過去のジャーナル誌に掲載された論文に関するコメントを寄せたり、地球科学に関係する論点について議論したりする場です。Correspondenceは印刷版1ページ以内で、通常250~500語の長さとなっており、1点の表示項目と10点の参考文献に限られています。参考文献欄から論文の表題は省略します。Correspondence記事の表題は、編集者が作成します。

既発表の研究論文を批判する内容のCorrespondenceについては、批判された論文の著者に簡潔な返答をする機会が与えられます。意見や二次的な問題を批判するCorrespondenceの場合には、返答する権利は自動的には発生しません。

反駁については、必ず査読が行われます。他のタイプのCorrespondenceについても編集者の判断で査読が行われることがあります。

Commentaryの記事は、地球科学に関連した政策論、科学と社会の問題、あるいは純粋な科学的論点に焦点を合わせます。これはジャーナル誌のOpinion欄に相当するため、1人の著者による記事の方が望ましいと考えられます。Commentary記事は、通常、編集者からの依頼によって執筆されますが、記事のご提案は歓迎します。直ちに幅広い読者層の関心を呼ぶような内容とし、読みやすい文章を心がけ、専門的な文体は避けてください。図表の添付を推奨しますが、必要条件ではありません。Commentary記事は、通常、1,500語以内とし、参考文献は25点以内とします。参考文献欄から論文の表題は省略します。

Commentary記事には、正式の金銭的利害の対立に関する申告が付記されませんが、著者の所属機関の記載からは明白でない金銭的利害の対立状況があれば、本文中で言及してください。なお、編集者の判断で査読が行われることがあります。

Book Reviewsは、事前の手配に基づいてのみ執筆されます。書評をするのが適当な書籍のご提案は歓迎します。Book Review 記事については、査読を行いません。

大量の論文原稿を受理しているため、(投稿前の問い合わせを含む)すべての投稿は、本誌の「オンライン投稿システム」を通じて行っていただきますようお願いします。このシステムを使用すると、著者の皆様は論文原稿のファイル(テキスト、図版、映像データを含む補足資料)を本誌編集部に直接アップロードでき、査読の進捗状況をチェックすることができます。また査読者は、(レフェリーの匿名性を保持する極めて安全な方法で)インターネット上で論文原稿を直接閲覧できるため、査読過程がスピードアップします。ファイルの形式に関する情報やシステムを有効に利用するためのヒントについては、本誌の技術的情報をご覧ください。投稿前の問い合わせをした後に提出する原稿を含む、論文原稿の改訂版は、編集者の決定書に記載されたリンクを使ってアップロードしてください。改訂版を新規論文原稿として投稿しないでください。

Nature Geoscience への投稿は、同じ著者の投稿済みの論文原稿や、他の文献で検討中または印刷中の他のあらゆる論文と重大な重複がないことを意味するものとします。(抄録または参照されないウェブ上のプレプリントは、新規性を損ないません。)著者の皆様は、ご自分が著作者である、他の文献で検討中または印刷中の、重複のあるすべての関連原稿のコピーを提出しなければなりません。Nature Geoscience で論文原稿を検討中に、関連原稿を他の文献に投稿する場合は、関連原稿のコピーを編集者に提出してください。

投稿は、すべての共著者が、論文原稿の内容や、連絡先の著者による当該原稿の投稿を承認しており、またジャーナル誌との掲載前の話し合いで、連絡先の著者がすべての共著者を代表することが承認されていることも意味することとします。(編集目的のための連絡先の著者は、主筆者である必要はなく、また掲載後の文書の送付先である必要もありません。)各著者の主要な所属機関は、各著者が研究の大半を行った機関とします。その後著者が移動した場合、現住所を記載することもできます。2名以上の著者から等しい貢献があった旨の記述も認められます。

論文原稿中で私信が引用されている場合、その私信本人の引用許可書を提出してください。電子メールによる許可メッセージも認められます。

Nature Geoscience にとって最も重要なことは、あらゆる論文が、専門家でない読者にもわかりやすいものであることです。この目標を達成するため、論文原稿は著者の皆様と相談しながら十分な編集を行います。受理後、原稿整理編集者がさらに修正を加える場合もあり、それによって当該分野以外の人にも読みやすくわかりやすいテキストや図版にし、本誌のスタイルと一致する論文にします。寄稿者には校正刷りが送付され、編集者と変更案について自由に話し合いができますが、スタイルや図版の大きさについての最終的な決定権はNature Geoscience にあります。

また、論文を受理した後でも、その原稿の科学的内容に重大な問題があることや、本誌の出版方針に違反することが判明した場合、編集者はその論文を却下する権利があります。

ジャーナルに適用される主要な方針については、「Editorial & publishing policies」をご参照ください。Nature、Nature 関連誌の著者およびレフェリーサービスと出版方針の詳細については、「For Authors」をご覧ください。

Nature Geoscience は、オックスフォード英語のスペリングを使用します。

最初のカラー図に500ドル、追加のカラー図1図につき250ドルの費用がかかります。本誌では、印刷版にはグレースケールを使用し、オンライン版でのみカラーにする申込みは受け付けられないことにご留意ください。それ以外の場合、投稿料や掲載料は必要ありません。

Nature Geoscience は、研究論文の Advance Online Publication(AOP)を提供します。これにより、著者の皆様は印刷版の発行日より早く論文を発表でき、読者の皆様も受理論文が印刷版に掲載される前に、それらを読むことができます。オンライン掲載される論文は、最終的な論文であり、印字に誤字・誤植がある場合のみ修正されます。したがって著者の皆様は、校正刷りが正確なものであるように、最大限の努力を払ってください。すべての AOP 論文には、一意のデジタルオブジェクト識別子(DOI)番号が割り当てられるので、この番号を使って印刷版掲載前の論文を引用できます。オンライン先行発表の詳細については、「About advance online publication」をご覧ください。

受理論文の著者の皆様には、表紙として検討される画像の提出をお願いします。表紙画像は通常、その号の特定の論文に関連したものになりますが、目次など、ジャーナル誌の別の場所に使用する場合もあります。イラストは、その科学的関心や美感の点から選択されます。第一に、(スライドではなく)印刷物または電子ファイルを送ってください。その画像の明確かつ簡潔な説明文も添付してください。

Nature Geoscience は、さまざまな経歴をもつ科学者によって読まれています。また、その多くは英語のネイティブスピーカーではありません。したがって、著者の皆様は、ご自分の知見をいかに明確に伝えるかに注意を払ってください。専門用語はできるかぎり避け、どうしても避けられない場合は明確に説明するようにしてください。略語も、特に標準的でないものの使用は最小限にとどめ、最初に出てきたときに意味を明確に伝えるようにしてください。研究の背景、実施理由、主たる結論を明確に説明してください。特に表題と抄録は、どのような科学者にも容易に理解できる言葉で書いてください。原稿を投稿する前に、その原稿の概念や専門用語が専門家でない読者に難解でないか確認するため、専門分野の違うお知り合いに原稿の査読をお願いすることを強くお勧めします。

本誌の原稿形式を以下に説明します。

原稿はオンライン投稿用に作成してください。オンライン投稿には、カバーレター、原稿のテキストファイル、個別の図版ファイル、および任意で補足資料ファイルを添付してください。

著者の皆様は、連絡先の著者の所属機関および連絡先を記したカバーレターを提出してください。また、その研究の重要性を簡潔に述べ、なぜ幅広い読者層のNature Geoscience への投稿が適切であるとお考えになったのかを説明してください。原稿に述べられている研究に関し、これまでNature Geoscience の編集者と話し合った内容についても記載してください。

原稿のテキスト内容はすべて、できれば Word 形式で1つのファイルにまとめてください。また、TeX/LaTeX も受理されます。図版は1図ずつ別のファイルにしてください(下記参照)。

原稿テキストファイルには、以下のパートを順に記載します:著者の所属期間と連絡先を明記した表題ページ(連絡先の著者をアスタリスクで示してください)、各コンテンツの種類に必要な項目、Acknowledgements(任意)、Author Contributions(任意)、Competing Financial Interests statement、References、Figure Legends、Tables。

  • Word
    Nature Geoscience は、Word文書用の原稿テンプレートを使用していません。原稿ファイルは、1段組で、1行おきに行端ぞろえせずに書いてください。各ページのフッターにアラビア数字でページ数を付けてください。標準フォントが推奨されます。「記号」フォントはギリシャ文字を表す場合に使用してください。
  • TeX/LaTeX
    LaTeXファイルを提出する著者の皆様は、article.cls、revtex.cls、amsart.clsなどの標準クラスファイルを使用することができます。標準的でないフォントは避けてください。デフォルトのComputer Modernフォントを使用してください。画像を掲載する場合は、graphicx.styをお勧めします。参照番号は引用にのみ使用してください。原稿の視覚的な体裁を整えるために時間を費やす必要はありません。論文の掲載を準備するときに、Nature Geoscience のスタイルが自動的に組付けされます。提出する.texファイルは、エラーや警告のないlatexファイルであるようにしてください。本誌のシステムでは BibTeX 参考文献ファイルを受理できないため、参考文献は原稿ファイル自体に記載してください。したがって、BibTeX を使用して参考文献を作成したい著者の皆様は、投稿される前に、BibTeX が生成した.bblファイルから参考文献のリストをコピーし、主要原稿の .tex ファイルに貼り付けてください(関連する╲bibliographyまたは╲bibliographystyleコマンドを削除してください)。

Acknowledgementsは簡潔に記載し、匿名のレフェリーや編集者への謝辞、あるいは感情的なコメントは記載しないでください。助成金番号や投稿番号は記載できます。

Nature Geoscience は、著者の皆様に、共著者1人ひとりの貢献を明記することをお勧めします。この申告にかかわらず、連絡先の著者は、すべての著者が原稿のデータを含むすべての内容に同意していることを保証しなければならないことにご留意ください。

Competing financial interestsは、Letter、Article、Review、Progressの各論文に必要です。

参考文献は、テキスト、表および図の説明に記載されている順に番号を付けます。1つの番号を1つの出版物に対応させます。名の付いた出版物または公認のプレプリントサーバーにより掲載または受理されている論文のみ、番号付きリストに記載してください。参考文献のリストにある受理論文のプレプリントを、原稿と一緒に提出してください。公表済みの会議要約や特許番号が付与されている特許も、参考文献リストに記載できます。助成金の詳細や謝辞は、番号付き参考文献として許可されません。脚注は使用できません。

BibTeX参考文献ファイルは受理できません。LaTeX で投稿する場合は、すべての参考文献を.tex原稿ファイルに記載しなければなりません(詳細については上記のTeX/LaTeXの項を参照してください)。

Nature Geoscience は、Nature の標準参照スタイルを使用します。著者数が6名以上でない限り、すべての著者を参考文献のリストに記載します。6名以上の場合、最初の著者のみを記載し、後に「et al.」を付けます。著者名は性を最初に記し、次にコンマと名前のイニシャル(最後にピリオドを付ける)を記します。論文の表題はローマン体とし、表題の最初の単語は大文字にします。表題は引用論文に記されているとおり正確に記述し、最後にピリオドを付けます。書籍の表題はイタリック体で記述し、表題のすべての単語を大文字にします。ジャーナル名は、一般的な用法に従ってイタリック体の略称(ピリオドを付ける)にします。巻数とその後のコンマは太字にします。

引用論文の表題は、Letter、Article、Review、Progressの各論文で必要です。

例:Eigler, D. M. & Schweizer, E.K. Positioning single atoms with a scanning tunnelling microscope. Nature 344, 524-526 (1990).

Commentary や News & Views の場合、引用論文の表題は記載しません。

例:Iijima, S. Nature 354, 56-58 (1991).

書籍の引用の場合、出版者と出版地が必要です。

例:Jones, R. A. L. Soft Machines: Nanotechnology and Life Ch. 3 (Oxford Univ. Press, Oxford, 2004).

ArticleまたはLetterのFigure legendsは、最初に図全体を簡潔に説明する表題を記し、続いて各パネルや使用している記号の短い説明を記します。方法の詳細は記述しないでください。図の説明文のテキストは、参考文献の後に番号順に記載してください。

表は、テキスト文書の最後に付けてください(必要に応じ、WordまたはTeX/LaTeX)。データの統計分析が含まれる表については、エラー解析の基準と範囲を表の説明文に記してください。

図は、原稿テキストに出てくる順に、それぞれアラビア数字を付けます。一段組または二段組の図が望まれます。適切な場合、エラーバーを図に記載してください。エラー解析の統計的処理の説明を、図または図式の説明文に記載してください。

図の字体は、明確なサンセリフ体(例えばヘルベティカ)にしてください。可能であれば、論文中のすべての図に、ほぼ同じフォントサイズの同じ字体を使用してください。ギリシャ文字には記号フォントを使用してください。表示項目はすべて白地とし、過剰な囲みや不必要な色、紛らわしい装飾効果(三次元の「スカイスクレイパー」ヒストグラムなど)、高度に画素化したコンピュータ描画は避けてください。ヒストグラムの縦軸を切り詰めて、小さな差異を誇張することのないようにしてください。ラベリングは、適切に縮小した後でも十分な大きさがあり、読みやすいように対比されていなければなりません。最後の図の最も細い線が、1ポイントの幅より細くならないようにしてください。道理にかなった図の拡大の要請は考慮されますが、図のサイズの最終的な決定は編集者が行います。著者の皆様は、図の校正刷りをご覧になれます。

1つの図が2図以上に分かれているときは、図の別の場所で使用されているのと同じ活字サイズで、小文字の太字でa、b などのラベル付けをしてください。図中の字体は小文字とし、各ラベルの最初の文字のみ大文字にします。単位と数字の間は1スペース空け、SI単位系(例えばmsecではなくms)または特定の分野に共通する命名法に従った単位にしてください。数字は千はコンマで分けてください(1,000)。特殊な単位または略語は、フルスペルアウトするか、説明文に意味を明確に記してください。拡大比率ではなくスケールバーを使用し、バーの長さはバー自体ではなく説明文に明記してください。説明文では、言葉による説明ではなく、「赤抜きの三角形」などの視覚的手がかりを使用してください。

不必要な図は避けてください。例えば、小さな表またはヒストグラムに記載されているデータは、一般的に本文内で簡潔に述べることもできます。図は、論理的に関連していない限り、複数のパネルにしないでください。マルチパート図の各パネルのサイズは、図全体を同じ分量だけ縮小して、本質的な細部が目で確認できる最小のサイズで印刷ページに再現できるようなサイズに調整してください。

原稿の掲載が受理されたら、本誌は高解像度の図版ファイルを、おそらく異なる電子形式で提出するよう要請します。この情報は採用通知に記されます。デジタル画像の作成と提出の詳細については、下記をご覧ください。

式および数式は、論文の本文に記載してください。本文中で言及する式には、(1)などの括弧付き番号を付け、原稿の中で「式(1)」として言及してください。

補足資料は、原稿と一緒に提出してください。査読時にレフェリーに送付されます。Nature Geoscience は補足資料の編集は行いませんので、著者の皆様は資料が明確かつ簡潔であるようにし、そのスタイルと専門用語が論文の他の部分と一致するようにしてください。以下のガイドラインで、補足資料の作成、引用、提出について詳しく説明します。論文が掲載された後の補足資料の修正には、正式な訂正が必要であることに留意してください。したがって、著者の皆様には、補足資料の最終版を提出する前に、注意深くチェックすることをお願いします。

Nature Geoscience に掲載された論文のオンライン版だけに添付する補足資料がある場合、以下のガイドラインに従ってください。従っていないと、掲載が遅れる場合があります。

以下のように、補足資料の各部分を、主要論文(印刷版ジャーナルに掲載された論文)の本文中で最低1回参照します。

  • 各項目を、Supplementary Table、Figure、Video、Audio、Note、Data、Discussion、EquationsまたはMethodsとして指定します。Supplementary TableおよびFigureは、例えば「Supplementary Table 1」のように番号を付けます。この番号付けは、印刷済みの主要論文中に出てくる表および図とは別々にしてください。Supplementary NoteまたはMethodsは、番号付けしないでください。これらの表題は任意です。
  • 補足資料の各部分を、主要論文中の適切な場所で参照します。言及するたびに「Supplementary」という言葉を明記するようにしてください。補足の図の個々のパネルは参照しないでください。

図版ファイルはインターネット対応ファイルとして、Nature Geoscience の「オンライン投稿システム」を通じて提出してください。

別々の電子ファイル(それぞれ簡潔な表題と説明文を含む)を、以下のいずれかの形式で提出してください。

  • .txt | プレーンASCIIテキスト
  • .gif | GIF画像
  • .htm | HTML文書
  • .doc | MS Word文書
  • .jpg | JPEG画像
  • .swf | フラッシュムービー
  • .xls | MS Excelスプレッドシート
  • .pdf | Adobe Acrobatファイル
  • .mov | QuickTimeムービー
  • .ppt | MS Power Pointスライド
  • .wav | オーディオファイル

ファイルサイズはできる限り小さくして(最大3MB)、ダウンロードがスムーズに行えるようにしてください。1つの図または表のすべてのパネル(例えば Fig. 1a、b、c)を、1つのファイルにまとめてください。別々のファイルでは送らないでください。画像ファイルは、画面解像度を 640×480ピクセルに設定したときに、十分大きく見えるようにしてください。オーディオおよびビデオファイルは、320×240ピクセル以下のフレームサイズを使用してください。提出する電子図版ごとに、簡潔な表題と説明文(望ましくは画像の近くに表示されるように、画像ファイルの中に組み込む)を電子図版の一部として記載し、表ごとに表題を表の一部として記載することを忘れないでください。

補足資料の提出と作成に関する問い合わせは、までお願いします。

図版は、可能であれば望ましい形式の1つで(下記参照)、投稿と同時に本誌のオンライン提出システムを利用してアップロードしてください。図版の内容を読むのに十分な解像度の、最小のファイルサイズ(望ましくは 1MB未満)にし、レフェリーが極端に大きなファイルをダウンロードしなくて済むようにしてください。
最初の提出で、高解像度の画像を提出する必要はありません。論文が受理されたら、編集者が掲載に適した高解像度のファイルを要請します。

編集者から要請された場合、生産品質の図版を提出することが重要です。品質が劣っていたり、以下のガイドラインに従っていなかったりする場合、論文の掲載が著しく遅れる可能性があります。

可能な場合、本誌はオリジナルのデジタル図版を使用して、最高品質の図版をジャーナル誌に再現したいと考えています。最善の結果を得るため、印刷版ジャーナル誌の実寸法の図版を用意してください。デジタルファイルを作成して提出する場合、下記のガイドラインに従ってください。常に、図版の高品質かつ光沢のある印刷物を、受理原稿と一緒に送ってください。これにより、本誌は提出された画像に匹敵する品質を確認することができ、万一デジタルファイルを使用できない場合のバックアップとすることができます。

著者の皆様は、他の場所に掲載されている図版や、プロのカメラマンが撮影した写真など、著作権によって保護されている図版やイラストの掲載許可を得る責任があります。本誌は、適切な許可なしにインターネットからダウンロードした画像を掲載することはできません。

線画、グラフ、チャート、模式図
すべての線画、グラフ、チャート、模式図は、Encapsulated PostScript(.EPS)、Adobe Illustrator(.AI)、Portable Document Format(.PDF)などのベクター形式で提出し、作成したアプリケーションからそのまま直接保存またはエクスポートしてください。これにより、本誌の組版スタイルに整えることができます。

Adobe Illustratorが望ましいですが、WordやPowerPointファイルも受理できます。

これらの図を平らにしたり、圧縮や変換、ビットマップやジェイペグや他の非ベクター形式ファイルで保存したりしないでください。線画をベクターファイルで提出できない場合は、1200DPIで、可能な限り印刷サイズに近づけて提出してください。

写真およびビットマップ画像
すべての写真およびビットマップ画像は、TIFF形式で、最低300DPIとし、可能な限り印刷サイズに近づけて提供してください。

本誌はWordおよびPowerPointファイルを受理できますが、挿入する画像は上記のように作成し、別々のtiffsとして提供してください。Adobe Photoshopで作成する場合、すべてのテキストを別々のテキストレイヤーにタイプして、本誌の組版スタイルに再タイプできるようにしてください。不可能な場合は、参照用のラベリングをした図とラベリングのない図の2つをセットで提出してください。スケールバーや重要なマーカーは、両方のセットに記載するようにしてください。

解像度および図の品質
最終的な印刷サイズについては、本誌のコラム幅をガイドとして使用してください。一段組みの幅は88mm、二段組の幅は170mmです。

可能な場合、カラー写真画像は CMYK カラーモードにしてください。これは、RGBからCMYKに変換したときに、色の詳細が失われる恐れがあるからです。

レーザープリントの図は、スキャンせず、デジタルファイルで送ってください。レーザープリントをスキャンすると、レーザープリントのドットパターンがモアレパターンを作ることがよくあります。

  • 図版ファイルは、印刷出版に適した解像度でなければなりません。
  • 色:最小300dpi;すべてのカラーファイルをCMYKモードに変換してください。
  • グレースケール:白黒写真で最小600dpi。
  • 線画:グラフおよびイラストで最小1,200dpi。

実際には、これは一段組みのフルカラー図の絶対幅が1040ピクセル幅以上、二段組みのフルカラー図の絶対幅が2080ピクセル幅以上でなければならないことを意味します(周囲の余白を除きます)。グレースケール画像の場合はこれらの値を2倍にし、線画の場合はさらに2倍にします(上述のように、適切なベクター形式で作成している場合を除きます)。

これらの基準を満たさない図は、うまく再現できず、高解像度の画像や高品質の印刷物を受け取るまで掲載が遅れる場合があります。本誌は、低品質の画像を使用する必要がある場合、修正リプリントの費用を負担する責任を負いません。

すべてのファイルのデジタル版を、原稿の最終版と一緒に送付してください。これらは CD、DVD、あるいは特別な事情がある場合はFTPで送付できます(下記参照)。

FTPサイト:どのようなタイプのFTPソフトウェアを使用しても、本誌のFTPサイトにファイルを置くことができます。ファイル名は、連絡先の著者名、図の番号と文字、ファイル形式にしてください(例えば、Dr. Smith’s figure 3a in TIFF format: smith3a.tiff)。ファイル名に、スラッシュ(/または╲)、ハイフン(-)を使用しないでください。ファイルは圧縮してからアップロードしてください。

  • サイトアドレス:ftp.nature.com
  • ユーザー名:nature
  • パスワード:allsci

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原稿の状況に関する問い合わせ:
Editorial Assistant宛てにまでお問い合わせください。

本誌のスタッフ全員のリストは、発行人欄に記載されています。

論文原稿は、本誌の「オンライン投稿システム」を使って投稿してください。詳細については、この手引きの「投稿方法」に記載されている、論文原稿の作成と投稿に関する総合的ガイドをご覧ください。特に要請されないかぎり、原稿すべてを電子メールで送らないでください。投稿原稿の受領は、電子メールで通知されます。

本誌の「オンライン投稿システム」を使って問い合わせをしてください。フォームでの指定に従い、投稿前の問い合わせであることを示してください。

  • 本誌ウェブサイト「journal home」で、以下のことが行えます。
  • 定期購読、あるいは既存の定期購読に関する問い合わせ。
  • 本誌または本誌ウェブサイトに広告を掲載する場合は、本誌のディスプレイ広告販売チームにご連絡ください。
  • 求人またはイベント告知を掲載する場合は、本誌の求人広告販売チームにご連絡ください。
  • 技術的問題はこのサイトで報告してください。

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