目次

Volume 3 Number 12006年1月号

Editorial

 データを共有するという文化

いまやウェブツールを使うことで、論文の発表と並行してデータの共有や非公式の議論ができるようになった。しかし、そのメリットを十分に享受するために、研究者たちは文化を共有し、データベースをめぐる見通しを再考しなければならない。

News

 科学に眼福あり

科学の偉大な発見は出尽くした。ときにはそんなふうに思えることもある。でも結局は毎年、初お目見えの生き物や天体、物質や分子のようすを目にしては、それらに思いをめぐらすことになる。2005年に発表された「驚異の世界」を映し出す写真を紹介しよう。

News Features

 検索エンジンを使いこなせ

Google 社が新たな検索サービスを立ち上げた。今回は科学者向けだ。この新しい検索エンジンは、利用者の望みどおりスムーズに動くのか。Jim Giles が検討した。

 ヒマラヤが解けている

「世界の屋根」であるヒマラヤ山脈が解け始めている。気温の上昇で山脈周辺の氷河が解け、数百万の人々の生活を脅かす。David Cyranoski が報告する。

Japanese Author

 半導体の精密な製造技術を健康医療分野にも応用したい(品田 賢宏)

半導体デバイスの超小型化に伴って、製品ごとのばらつきを抑えながら、歩どまりや性能を向上させることが課題になっている。早稲田大学先端科学・健康医療融合研究機構の品田賢宏講師は、半導体のドーパント原子(不純物原子)を規則的に配列することで、この問題を解決する糸口を見つけ、Nature 2005年10月20日号に発表した。品田講師にこの研究の内容や今後の展開についてうかがった。

News & Views

 ホイヘンスでタイタンの新たな顔が明らかに

土星最大の衛星タイタンに着陸したホイヘンス突入機から送られてきたデータをもとに、さまざまな解析が始められている。そこから、地球に似ているものの、形成初期の段階で凍ってしまい発達が止まった「ピーター・パン」の世界の素顔がみえてくる。

Business News

 中国における知的財産権

中国の特許権に対する取り組みが大きな転換期を迎えている。DavidCyranoskiが報告する。

Japan News Feature

 RNA が開く、ゲノムの新たな扉

マウスの場合、全ゲノムの約95%はタンパク質をコードしていないが、その70%以上の領域がRNAに写し取られていることが明らかになった。タンパク質を作らないRNAは、何をしているのか?RNAの多彩な役割が解明されつつある。

nature gallery

 極北の夜空を彩るオーロラ

凍てついた極北の夜空を舞うオーロラ。ときに青く、ときに赤く、全天に広がる光の芸術だ。太陽は大量の電子と陽子を放射しており、それは「太陽風」とよばれる。

News

 マラリアのほとんどは「一部の不運な人々」が感染か

体臭や居住地によって、マラリアにかかりやすい人とそうでない人がいるらしい。

英語でnature

 運動すればアルツハイマー病が防げる

「Nature の科学英語を読む」シリーズがスタートします。今月は、news@nature.com からアルツハイマー病に関するNEWS を読んでみましょう。読むうえで役立つポイントを解説しました。毎月少しずつレベルアップしていく予定です。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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