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グーグルのAIが咳の音から病気を判断?

咳の音が疾患のバイオマーカーになるかもしれない。 Credit: The Good Brigade/DigitalVision/Getty

グーグル(米国ニューヨーク市)の科学者たちが率いるチームが、咳の音や呼吸音の評価を健康状態の検知やモニタリングに役立てることができる機械学習ツールを開発した。この人工知能(AI)システム1は、人間の咳の音や呼吸音を録音した数億個の音声クリップで訓練されていて、将来的には、医師が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)や結核などの疾患を診断したり、患者の肺がどの程度機能しているかを評価したりする際に使えるようになる可能性がある。

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翻訳:三枝小夜子

Nature ダイジェスト Vol. 21 No. 7

DOI: 10.1038/ndigest.2024.240712

原文

Google AI could soon use a person’s cough to diagnose disease
  • Nature (2024-03-21) | DOI: 10.1038/d41586-024-00869-0
  • Mariana Lenharo

参考文献

  1. Baur, S. et al. Preprint at arXiv https://doi.org/10.48550/arXiv.2403.02522 (2024).
  2. Santosh, K. C., Rasmussen, N., Mamun, M. & Aryal, S. PeerJ. Comput. Sci. 8, e958 (2022).
  3. Imran, A. et al. Inform. Med. Unlocked 20, 100378 (2020).