Feature
自己免疫の嵐を鎮める
抗原提示細胞とT細胞
抗原提示細胞(右)は、T細胞(左)に抗原を提示して免疫反応を引き起こさせるが、場合によっては、抗原を攻撃しないようにT細胞を訓練することもある。 Credit: Juan Gaertner/Science Photo Library/Getty
2001年、当時、1型糖尿病の新しい研究手法を模索していたカルガリー大学(カナダ・アルバータ州)の免疫学者Pere Santamariaは、1型糖尿病に関わる主要な免疫細胞を、酸化鉄ナノ粒子を使って追跡する方法をマウスで開発した。
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翻訳:藤山与一
Nature ダイジェスト Vol. 21 No. 4
DOI: 10.1038/ndigest.2024.240429
原文
Can autoimmune diseases be cured? Scientists see hope at last- Nature (2024-01-25) | DOI: 10.1038/d41586-024-00169-7
- Cassandra Willyard
- 米国ウィスコンシン州マディソン在住のフリーランスジャーナリスト。
参考文献
- Mueller, F. et al. Blood 142, 220 (2023).
- Tsai, S. et al. Immunity 32, 568–580 (2010).
- Solé, P. et al. Cell. Mol. Immunol. 20, 489–511 (2023).
- Tremain, A. C. et al. Nature Biomed. Eng. 7, 1142–1155 (2023).
- Mackensen, A. Nature Med. 28, 2124–2132 (2022).
- Ellebrecht, C. T. et al. Science 353, 179–184 (2016).
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