柳町隆造氏、エリオット・リーブ氏、ナリニ・マラニ氏に京都賞
左から柳町隆造氏、エリオット・リーブ氏、ナリニ・マラニ氏。 Credit: 公益財団法人 稲盛財団
公益財団法人 稲盛財団（京都市）は2023年6月16日、京都賞を発表した。バイオテクノロジー及びメディカルテクノロジー分野（先端技術部門）は、哺乳類の受精成立条件を明らかにし、体外受精技術を確立した生殖生物学者の柳町隆造（やなぎまち・りゅうぞう）氏（ハワイ大学）に、数理科学分野（基礎科学部門）は、数学的視点による厳密な解析で量子多体系をはじめ物理学、化学、量子情報科学の基礎となる解析手法や理論を確立してきた物理学者・数学者のエリオット・リーブ（Elliott H. Lieb）氏（プリンストン大学）に、美術分野（思想・芸術部門）は、抑圧に苦しむ「声なき者の声」を絵画や映像、空間造形で表現してきた美術家ナリニ・マラニ（Nalini Malani）氏に贈られる。なお、賞金は1賞につき1億円。
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