特別公開記事Free access
謎の三元系材料から現れた室温超伝導
超伝導転移温度の象徴的な壁が打ち破られ、念願の室温超伝導が実現した。だが、超高圧下という条件がその解析を困難にしている。
新型コロナウイルス研究注目の論文(12月)
重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)とその感染症(COVID-19)に関する文献で重要なものをNature が精査し、まとめた(2020年12月)。11月分はこちら。
COVID-19ワクチン:何がまだ分かっていないのか
どのワクチンを誰に、いつ、どのくらいの頻度で接種するかを決定する計画を直ちに立てるべきだ。
SARS-CoV-2ワクチンの開発競争を注視する
COVID-19対策として、ワクチン候補群の臨床試験が記録的な速さで進んでいる。今回、2つのRNAベースワクチンの初期段階の臨床試験結果が報告された。このワクチンにより、好ましい免疫応答と安全性プロファイルが得られることが示唆されたが、課題も残されている。
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AMEDが企業所属経験のある評価委員候補者を募集
医療分野の研究開発において、アカデミア発のシーズを円滑に実用化へと結び付けていくことは極めて重要である。各シーズを実用化に結びつけるために、研究開発課題の評価を行う人材として、企業に所属する研究者、あるいは所属していた研究者に期待が寄せられている。このような企業所属経験のある評価委員候補者を募集するウェブサイトをAMEDが立ち上げた。
ウィズコロナの図書館運営─大学の国際化、これまでとこれから
コロナ禍によって国をまたいだ人の往来が制限を受けるようになり、大学の国際教育は大きな打撃を受けている。現代において、国際化は大学に必須の要件であるが、今後はそれをどのように進めるべきか。シュプリンガー・ネイチャーは、図書館員をはじめ大学関係者がこの問題にアプローチするためのセミナーを2020年9月17、30日にオンライン開催した。