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放射性炭素年代測定法が大幅改訂へ

Nature ダイジェスト Vol. 17 No. 7 | doi : 10.1038/ndigest.2020.200702

原文:Nature (2020-05-19) | doi: 10.1038/d41586-020-01499-y | Carbon dating, the archaeological workhorse, is getting a major reboot

Nicola Jones

7年ぶりとなる較正曲線の改訂で、先史時代の試料の中には年代が数百年単位で変わるものもあるという。

放射性炭素年代測定法では、樹木の年輪年代データが較正の基礎になっている。 | 拡大する

Tomekbudujedomek/Moment/Getty

放射性炭素年代測定法は、先史時代の試料の年代決定に欠かすことのできない重要なツールで、測定結果は較正曲線を用いて暦年代へと変換される。この較正曲線が今回、数千に及ぶ新たなデータに基づき、7年ぶりに改訂されることになった。この更新は、多くの考古学的試料の推定年代に影響を及ぼす可能性があり、例えばシベリア最古の現生人類の化石の年代は、以前の推定結果より1000年新しくなるという。今回の改訂ではまた、較正の適用限界も5万5000年前まで延長される。これは、現在使われている2013年版の限界年代よりも5000年古い。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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