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ブラックホールを初めて撮影

Nature ダイジェスト Vol. 16 No. 7 | doi : 10.1038/ndigest.2019.190711

原文:Nature (2019-04-10) | doi: 10.1038/d41586-019-01155-0 | Black hole pictured for first time — in spectacular detail

Davide Castelvecchi

ブラックホールの姿が初めて撮影された。この観測は、アインシュタインの一般相対性理論のこれまでで最も強固な確認の1つになった。

今回初めて撮影されたブラックホールの画像。波長1.3mmの電波の強度を示している。光のリングの中心部に「影」と呼ばれる暗い部分が見える。事象の地平線は影の中にあり、その直径は400億km程度とみられる。リングの直径は1000億km程度。 | 拡大する

EHT Collaboration

ブラックホールの姿を捉えることに、国際的な天文学者グループがこのほど成功し、その画像を公表した。彼らは、地球規模の電波望遠鏡のネットワークを使い、ブラックホール周辺の高温の物質が放つ光がブラックホールの強い重力場で曲げられてできる光のリングと、ブラックホールが作る中心部の「影」を撮影することに初めて成功し、ブラックホールからは光さえも脱出できないことを画像の形で示した。科学者たちは、今回の観測は歴史的な成果であるとともに、アルベルト・アインシュタインの一般相対性理論のこれまでで最も強力な確認の1つだとしている。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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