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遺伝子編集で動物の「代理父」を作り出す

Nature ダイジェスト Vol. 16 No. 6 | doi : 10.1038/ndigest.2019.190610

原文:Nature (2019-03-14) | doi: 10.1038/d41586-019-00718-5 | Bull ‘super dads’ are being engineered to produce sperm from another father

Heidi Ledford

雄の動物に別の雄の精子を作らせる「代理父」の手法は、一部の家畜で望ましい形質を迅速に普及させるのに役立つ可能性がある。

乳牛の遺伝的特性を改良するための人工授精では、この写真のような優秀な雄ウシから採取した精子が使われる。 | 拡大する

Alexander Shcherbak/TASS/Gatty

生殖生物学の分野では現在、望ましい形質を持った家畜を作り出すための斬新な方法が開発されているところだ。遺伝子編集技術を使って自身の精子を作れないようにした「代理父」個体に、別の雄個体の精子形成幹細胞を移植し、その「優秀」な遺伝子を子孫に伝えるという方法である。この処置をした後、代理父個体が作る仔は遺伝学的には自分の仔ではなく、幹細胞を提供した雄の仔ということになる。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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