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発見されたガリレオの手紙から新事実
ガリレオは地動説を唱えたことにより1633年にローマで宗教裁判にかけられ、 「甚だしい異端の疑い」により有罪判決を受けた。 Credit: DEAGOSTINI/GETTY/PAINTING BY FELIX PARRA
天文学者ガリレオ・ガリレイが「太陽が地球の周りを回っている」という教会の見解に逆らう説を最初に書き記した手紙の原本は、長い間、失われてしまったと考えられていた。この手紙がロンドンにある王立協会の図書館で偶然発見された。蔵書目録に間違った日付で登録されていたため、ずっと気付かれずにいたのだ。手紙を分析したところ、1633年に天文学者ガリレオが異端者として有罪判決を受けることになるまでの長い物語に関する重要な詳細が、新たに明らかになった。
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翻訳:古川奈々子
Nature ダイジェスト Vol. 15 No. 12
DOI: 10.1038/ndigest.2018.181214
原文
Discovery of Galileo’s long-lost letter shows he edited his heretical ideas to fool the Inquisition- Nature (2018-09-21) | DOI: 10.1038/d41586-018-06769-4
- Alison Abbot