目次

Volume 1 Number 62004年6月号

Editorial

 炭素排出の影響を市民に広く知らせよう

気候変動への取り組みは各国政府の足並みがそろっていないが、草の根レベルの活動は広がっている。研究者や業界の協力があれば、二酸化炭素排出量を削減するための方法について一般市民の理解はもっと深まるだろう。

News Features

 韓国クローン研究者の正念場

ソウル国立大学の研究チームが、人間の治療用クローンの作製を見据えた研究競争で先頭に躍り出た。研究者たちは喜びの渦中にあるが、倫理的な問題が指摘されており、研究の前途が懸念されている。David Cyranoskiが報告する。

 月と火星の探査はロボットとともに

ブッシュ米大統領は、月面基地を建設し、火星に人間を送るという大胆な将来構想を打ち出した。だが実現させるには、宇宙飛行士はさまざまな作業をロボットに助けてもらわなければならないだろう。米航空宇宙局(NASA)にはその技術があるのだろうか。Tony Reichhardtが報告する。

Comment

 「きれいな核兵器」という妄想

米国防総省は新型核爆弾開発計画を推進できるのか。

News & Views

 父親のいないマウス

哺乳動物では、生存可能な子孫を作るには、一般に両親双方からのゲノムが必要とされる。しかし、「インプリンティング」を受けた遺伝子の発現を変化させてやると、父親からのゲノムはなくても済むらしい。

Essay Concept

 見せ物の解剖死体はいらない

もはや解剖死体を見せるだけでは、学生や一般人に対して、現代解剖学の意義を十分に説明することはできない。

「Journal home」へ戻る

Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

プライバシーマーク制度