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  • ラットに移植されたヒト脳細胞が興奮と懸念を呼び起こす

    ラットとヒトのハイブリッド脳は、ヒトの神経疾患研究の新しい方法となるが、同時に倫理的な問題を提起する。

    2023年1月号

  • 骨格の老化の基盤となる幹細胞

    老化が骨量減少にどのように関与するのかは分かっていない。 今回、老化したマウスでは、骨格幹細胞が、 骨芽細胞と呼ばれる骨形成細胞を生み出す能力を失い、 代わりに破骨細胞と呼ばれる骨吸収細胞の生成を促進することが明らかになった。

    2021年12月号

  • 実験室で作製されるヒト胚、14日ルールを緩和へ

    国際幹細胞学会(ISSCR)は2021年5月、最新の研究ガイドラインで 影響力の強い14日ルールを緩和することを発表した。

    2021年9月号

  • 造血幹細胞はトウガラシの刺激で血中に動員される

    痛みを感知する神経細胞をトウガラシの成分で刺激すると、この細胞によって造血幹細胞が動員できることが分かった。今回の成果はマウスで行われた研究だが、この発見は幹細胞移植の手順を改善するのに有望である。

    2021年4月号

  • 幹細胞療法による傷害心筋の修復は免疫系を介している

    マウスを使った実験では、化学物質でも心機能を回復させられることが分かった。

    2020年2月号

  • 造血幹細胞を実験室で安価に大量増幅させる新技術

    液体のりの成分を用いると、マウス造血幹細胞を未分化の状態で大量に増幅できることが分かった。

    2019年9月号

  • マウスで同性の両親から仔、雄同士では初

    哺乳類の発生には、母親由来のゲノムと父親由来のゲノムが必要だ。このほど、卵と精子のゲノム機能の差異の解析がさらに進み、二母性マウスだけでなく、二父性マウスも初めて作出された。

    2018年12月号

  • 「ヒト胚の育成」入門編

    技術の進歩により、ヒト胚発生の最初の段階について解明が大きく進み始めており、倫理的に越えてはいけない一線に迫りつつある。

    2018年10月号

  • iPS細胞で心疾患治療

    iPS細胞を再生医療に用いる第二の臨床研究計画が日本で承認。

    2018年8月号

  • ヒトの胚や幹細胞を用いる研究論文に新たなお願い

    NatureおよびNature関連誌は、ヒトの胚と胚性幹細胞を用いる研究論文を取り扱う際の出版方針を改訂しました。

    2018年8月号

  • iPS細胞でサルのパーキンソン病症状が緩和

    iPS細胞から作製したニューロンをパーキンソン病モデルのサルに移植したところ、2年間にわたって症状の改善が観察され、その間、移植ニューロンは有害な作用を引き起こさなかった。

    2017年11月号

  • ゲノム刷込みを維持し高効率にES細胞作製

    多くの研究室でES細胞を容易に樹立できるようになったのは、培養成分の改良によるところが大きい。2008年には血清の代わりにMEK1/2阻害剤とGsk3β阻害剤を添加する画期的な手法が登場し、均一で質の良いES細胞を高効率で樹立できるようになった。ところが、この手法で樹立したES細胞では、親から受け継いだはずのゲノムインプリンティングが消去されていて、厳密なレベルでの個体発生能を持たないことを、山田泰広・京都大学iPS細胞研究所(CiRA)教授らは突き止めた。そのうえで、ゲノムインプリンティングを維持したES細胞を高効率に樹立する方法も見いだした。

    2017年11月号

  • 脳の幹細胞がマウスを若返らせる

    幹細胞移植により老化が遅くなり、寿命が延びることが報告された。

    2017年10月号

  • 研究室でついに血液幹細胞の作製に成功

    長い間試行錯誤が続いていた血液幹細胞の作製法を、2つの研究チームがマウスとヒトで完成させた。

    2017年7月号

  • 幹細胞治療を商業化するまでの道のり

    人工多能性幹細胞を使った治療については、日本が初期段階で成功を収めており、称賛に値するが、この治療法の商業化を進める際には、やはり慎重さが求められる。

    2017年7月号

  • 異種動物の体内で作製された膵臓で糖尿病を治療する

    ラットの体内で成長させたマウスの膵臓を、1型糖尿病モデルマウスに移植すると、血糖値が制御された。また、拒絶反応は短期間の免疫抑制剤投与だけで回避できた。この成果から、治療用に臓器を成長させる興味深い方法が垣間見えてきた。

    2017年5月号

  • 造血幹細胞の維持にはバリンが必須

    血球の供給源である造血幹細胞は、必須アミノ酸の一種「バリン」に依存していることが明らかになった。マウスにバリンを含まない食餌を与えると、骨髄移植の前処置に類似した効果が得られ、移植が成立したのだ。この手法を使えば、骨髄移植に伴う毒性を低減できる可能性がある。

    2017年4月号

  • 赤ちゃんの脳損傷を防ぐ新治療法に高まる期待

    低酸素性虚血性脳症(HIE)の新生児の命を救うと期待される実験的治療法が、臨床試験の段階に入った。

    2017年3月号

  • マウス尾から卵を作る培養系確立

    この画期的な技術を用いれば、人工的にヒトの卵を作製できる可能性があり、今後を見据えた議論が必要である。

    2017年1月号

  • iPS細胞を用いた新アプローチで心機能改善

    iPS細胞の臨床応用に向けた研究が加速している。例えば、心筋細胞に分化誘導した上で直径数cm、厚さ0.1mmほどのシートを作製し、重篤な心不全患者の心臓に貼り付ける治療は2016年度中にも臨床試験が始まるとされる。そうした中、信州大学バイオメディカル研究所の柴祐司准教授らは、サルのiPS細胞を心筋細胞に分化させ、単一細胞のまま別個体のサルの心臓に移植する実験を世界で初めて行い、心機能改善の効果が得られることを実証した。

    2017年1月号