アーカイブ検索

キーワード

セクション

  • 文化の違いのせいで、インターネット上での日本人研究者の認知度が低くなっている

    世界には1つの大きな「壁のない研究所」が生まれつつあり、私たち科学者はそのことをひしひしと感じています。この「研究所」では情報が、近隣の研究所にいる研究員に伝わるのと同じくらい簡単に、地球の裏側にも伝わります。こうした事態に不安を感じる人もいるでしょうが、優秀な研究者、特に基礎科学の研究者にとっては大きな前進のチャンスといえます。ところが、情報の共有は必ずしも全体に釣り合いの取れた対称的なものではなく、関与する研究者ひとりひとりの利用できるツールによって格差が生じています。

    2007年1月号