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全米科学財団の厳しいハラスメント防止規約が発効
全米科学財団の助成金受給者がこの規約に違反した場合、所属研究機関は調査を行い、財団に報告することが義務付けられた。被害者や目撃者が直接財団に通報することもできる。
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マウスで同性の両親から仔、雄同士では初
哺乳類の発生には、母親由来のゲノムと父親由来のゲノムが必要だ。このほど、卵と精子のゲノム機能の差異の解析がさらに進み、二母性マウスだけでなく、二父性マウスも初めて作出された。
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パンケーキ形の奇妙な化石は最古の動物だった
太古の海生生物の化石から、動物がどのように大型化し複雑化したかに関する長年の疑問を解明するための足掛かりが得られた。
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タンポポの綿毛の秘密
タンポポの種子に付いているふわふわの冠毛は隙間が多いが、この隙間が飛行を持続させるカギのようだ。
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遺伝子サイレンシング薬をFDAが承認
RNA干渉の発見から20年。米国政府はようやく、この現象を利用した最初の薬を認可した。
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CRISPR作物はGM作物と同じくEU法の規制下に
欧州最高司法府が遺伝子編集作物について示した判断は、科学者や遺伝子編集作物推進者に衝撃を与えている。
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火星に水の地底湖を発見
探査機「マーズ・エクスプレス」のレーダー観測データによれば、火星の地下には液体の水が大量に存在するようだ。これが裏付けられれば、生命探査にも重要な一歩となる。
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巨大ブラックホールで重力赤方偏移を観測
銀河系の中心にある巨大ブラックホールで、一般相対性理論が予言する重力赤方偏移が観測された。
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古代人類の混血第一世代を確認
ロシアで発見された初期人類の化石が、異なる絶滅ヒト族間の混血で生じた第一世代のものであることが確認された。
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余震の予測もAIで
ニューラルネットワークを用いて本震後に余震が発生する場所を予測する手法は、従来の予測法よりも正確であることが示された。
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次なる「緑の革命」作物の育種
1960年代に「緑の革命」を起こした作物は、高収量だが窒素吸収能が低いために窒素肥料使用量が増加し、環境へ悪影響を及ぼしていた。今回、この「緑の革命」作物の育種によって、高収量を維持しつつ、窒素吸収能の改善に成功したことが報告された。
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気候変動で海洋熱波の頻度が倍増
海洋生態系を荒廃させる極端な熱事象は今後、増加が予想される。
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高エネルギーニュートリノの発生源を特定
宇宙から飛来した高エネルギーのニュートリノが南極大陸の観測施設で検出され、遠い発生源が初めて特定された。宇宙線がどこで生まれるのかという謎の解明に近づいた。
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出芽酵母の16本の染色体をつなげて1本に
中国と米国の研究チームがそれぞれ、16本ある酵母の染色体を再編成して、1本ないし2本まで融合することに成功した。意外なことに、こうした酵母の見た目や増殖には異常が見られなかった。
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カメ類の起源と初期進化に新たな手掛かり
約2億2800万年前の新種のカメ類化石が発見された。頭蓋や肋骨の形状などからはカメ類進化についての重要な手掛かりが得られたが、現生種に似たくちばしの存在は爬虫類進化におけるカメ類の位置に関する謎をさらに深めるものとなった。
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中国の大規模出生コホート研究から多くの成果
研究開始からまだ日は浅いが、公衆衛生に関して早くも重大な知見をもたらしていて、マイクロバイオーム研究も進められている。
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太陽のコロナに飛び込む探査機
NASAの「パーカー・ソーラー・プローブ」は、太陽に最も接近する探査機になる。
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木星に新たに10の衛星発見
今回発見された衛星の1つは、近くの軌道を公転する別の衛星と衝突する進路にある。
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TOOLBOX: ウェブ上の論文にメモを残せるツール
複数の科学出版社が非営利組織Hypothes.isと提携して、科学者がウェブ上の研究論文にコメントを残せるシステムを構築しようとしている。
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大麻由来の抗てんかん薬が米国で承認
米国食品医薬品局が大麻由来の薬剤を初めて認可した。これを口火に、大麻成分の研究に対する法的規制の緩和が期待されている。