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医学研究:自閉症の多遺伝子プロファイルと発達プロファイルは診断年齢によって異なる

Nature 646, 8087 doi: 10.1038/s41586-025-09542-6

自閉症は、歴史的には幼児期に現れる疾患であると概念化されてきたが、多くの自閉症を持つ人は人生のより後期に診断されている。早期に診断された自閉症と後期に診断された自閉症とで、発達の軌跡や遺伝的プロファイルが異なるかどうかは分かっていない。今回我々は、4つの独立した出生コホートの縦断的データを用いて、2つの異なる社会情緒的・行動的軌跡が診断時の年齢と関連付けられることを実証する。自閉症を持つ人々の独立したコホートでは、ありふれた遺伝的バリアントが、自閉症の診断年齢における分散の約11%を占めており、これは、個々の社会人口動態的および臨床的な要因の寄与(この分散の通常15%未満を説明する)と同程度であった。我々はさらに、自閉症の多遺伝子構造が、やや遺伝的相関(rg = 0.38、s.e. = 0.07)を示す2つの自閉症多遺伝子因子に分けられることを示す。これらの因子の1つは、より早期の自閉症診断および幼児期の社会的能力・コミュニケーション能力の低さと関連付けられたが、注意欠陥多動性障害(ADHD)やメンタルヘルス疾患とは中程度の遺伝的相関しかなかった。逆に、2つ目の因子は、より後期の自閉症診断および青年期の社会情緒的・行動的な困難の増加と関連付けられ、ADHDおよびメンタルヘルス疾患とは中程度から高い正の遺伝的相関が見られた。これらの知見は、早期に診断された自閉症と後期に診断された自閉症とでは、発達の軌跡および遺伝的プロファイルが異なることを示している。我々の知見は、自閉症をどのように概念化するかに関して重要な意味を持つとともに、自閉症に見られる多様性の一部を説明するモデルを提供している。

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