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生物工学:ゲノムエラーが最小限の改変プライムエディター
Nature 646, 8087 doi: 10.1038/s41586-025-09537-3
プライムエディターは、ニックの入ったDNA 3′末端の伸長部に新たな塩基配列を書き込むことで、プログラムされたゲノム改変を行う。これらの編集された新たな3′鎖は、編集を組み込むために競合する5′鎖を置換しなければならないが、この競合する5′鎖を保持する方向への偏りがあるため効率が低下し、インデル(挿入・欠失)エラーが生じ得る。今回我々は、ニックの入った末端の分解は、競合する5′鎖の不安定化と一致して、Cas9-ニッカーゼのニックが入る位置決めを緩和する変異によって促進できることを見いだした。我々は、この機構を利用して、インデルエラーが著しく低く、効率的なプライムエディターを作製した。我々は、このエラーを抑制する戦略を、最新の効率向上構造と組み合わせることで、次世代プライムエディター(vPE)を設計した。vPEは、これまでのエディターと比べて、効率は同等だが、インデルエラーは最大60分の1まで減少し、編集とインデルの比は最大543:1に達するという特徴を持つ。

