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免疫学:SP140–RESIST経路はインターフェロンmRNAの安定性と抗ウイルス免疫を調節する

Nature 643, 8074 doi: 10.1038/s41586-025-09152-2

I型インターフェロンは抗ウイルス免疫に不可欠であるが、厳密に調節されなくてはならない。保存された転写抑制因子SP140は、インターフェロンβ(Ifnb1)の発現を阻害するが、その機構は分かっていない。本論文で我々は、SP140はIfnb1の転写を直接抑制していないことを報告する。そうではなく、SP140は、RESIST(regulated stimulator of interferon via stabilization of transcript:以前は、アネキシン2受容体と注釈されていた)と我々が呼ぶ、これまで機能未知であった調節因子の発現を直接抑制することによって、Ifnb1 mRNAの安定性を負に調節する。RESISTはRNA結合タンパク質のトリステトラプロリン(TTP)ファミリーとCCR4–NOTデアテニラーゼ複合体が仲介するIfnb1 mRNAの不安定化を妨げることによって、Ifnb1 mRNAの安定性を促進する。SP140は、核内でDNAウイルスの遺伝子発現を抑制する重要な役割を持つ核内構造体と呼ばれる点状構造内に局在する。この観察結果と一致して、SP140はガンマヘルペスウイルスMHV68の複製を阻害することが分かった。SP140の抗ウイルス活性は、Ifnb1を調節する能力とは独立している。我々の結果は、SP140には抗ウイルスとインターフェロン調節の2つの機能があることを明らかにしている。SP140とRESISTは、抗ウイルスエフェクター誘導免疫に関係すると考えられる。

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