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天文学:近接する惑星はその親星にフレアを引き起こす

Nature 643, 8072 doi: 10.1038/s41586-025-09236-z

過去10年間で、10日未満という極端に短い軌道周期を持つ系外惑星が数百個発見されている。太陽系の場合とは異なり、これらの系の惑星は親星の磁力線を乱すのに十分なほどの近さで親星の周囲を軌道運動している。その相互作用は、彩層放射や電波放射、あるいはフレアのような星の磁気活動を増強させる可能性がある。これまでのところ、星と惑星の磁気的相互作用の探求では、まだ結論が出ていない。本論文で我々は、2個の既知の近接惑星を持つ1700万歳のG型矮星であるHIP 67522において、惑星によって引き起こされたフレアを検出したことを報告する。我々は、トランジット系外惑星探査衛星(TESS)および太陽系外惑星に特化した宇宙望遠鏡CHEOPSの観測で得られた5年間に及ぶ宇宙空間での測光観測結果を組み合わせて、HIP 67522の15回のフレアが、最も内側にある惑星がトランジットする位相の付近に集中していることを見いだした。これは、この系における星と惑星との持続的な磁気的相互作用を示している。相互作用の安定性は、最も内側の惑星が、相互作用のない場合に生じるフレア発生率の6倍となる発生率を継続的に自ら引き起こしていることを意味する。HIP 67522 bに衝突する高エネルギー放射と粒子のフレア後のフラックスは、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)で最近検出された、この惑星の著しく広がった大気を説明できる可能性がある。従ってHIP 67522は、星と惑星の磁気的相互作用が、生まれたばかりの系外惑星の大気に及ぼす影響を理解するための典型例となる。

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