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電極触媒:カプセル化したCo–Ni合金による高温CO2電解還元の促進

Nature 641, 8065 doi: 10.1038/s41586-025-08978-0

電気化学的CO2還元による化学品や燃料の生成は、再生可能エネルギー貯蔵やカーボンリサイクルに大変有望である。固体酸化物形電解セルにおける高温でのCO2電解還元は工業的に重要であるが、現在の触媒は、高電流密度においてエネルギー効率が低く、寿命も限られていて、1 A cm−2の電流密度および800 ℃以上の温度において一般的にエネルギー効率が70%未満、寿命が200時間未満である。今回我々は、Sm2O3ドープCeO2を用いたカプセル型Co–Ni合金触媒を開発した。この触媒は、800 ℃におけるCO2からCOへの高温変換の場合、1 A cm−2の電流密度で90%のエネルギー効率と2000時間以上の寿命を示す。COへの選択性は約100%で、単通収率は90%に達する。我々は、今回の触媒の有効性が、カプセル化された独特な構造と最適化された合金組成に起因し、これらがCO2吸着の促進、適度なCO吸着、金属凝集の抑制を同時に可能にすることを示す。今回の研究によって、活性と安定性の典型的なトレードオフを克服するとともに工業的応用の可能性を有する、効率的な高温反応触媒設計戦略がもたらされる。

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