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海洋学:全球のサブメソスケール海洋ダイナミクスを明らかにする広域衛星高度測定

Nature 640, 8059 doi: 10.1038/s41586-025-08722-8

海洋のサブメソスケール(1~100 km)の過程とそれらが地球の気候システムに及ぼす大きな影響は、高分解能数値モデルと地域的な観測により、この数十年間でますます重視されるようになっている。しかし、サブメソスケール渦や非線形内部波を含むこうした過程に関連するダイナミクスやエネルギーが、全球的な視点から観測されたことはなかった。このようなサブメソスケール過程は、どこで、いつ、どの程度、大規模海洋循環や気候システムに寄与するのだろうか。今回我々は、最近打ち上げられたSWOT(Surface Water and Ocean Topography)衛星で得られたデータを示す。このデータは、サブメソスケールの渦と波の特性を裏付けるだけでなく、海洋のエネルギー収支、海洋生態系、大気気象、地球の気候システムに対するその潜在的な影響が予想されていたよりもずっと大きいことを示唆している。SWOTは、全球海洋観測の新時代を導き、サブメソスケール海洋ダイナミクスを地球気候システムの極めて重要な要素として位置付けるものである。

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