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神経科学:マウスの視覚皮質のコネクトミクスセンサスで明らかになった抑制特異性

Nature 640, 8058 doi: 10.1038/s41586-024-07780-8

哺乳類の脳皮質には、非常に多様なニューロンの細胞タイプが存在し、それぞれが解剖学的、分子的、機能的な特性を有している。シナプスの接続性により、それぞれの細胞タイプが皮質回路にどのように関与するかが決まるが、異なる細胞タイプの分解能で接続性規則をマッピングすることは依然として困難である。今回我々は、ミリメートルスケールの体積電子顕微鏡法を用いて、マウスの視覚皮質の全層にまたがる1352個の細胞の密にセグメンテーションされたニューロン集団の全ての抑制性ニューロンの接続性を調べ、7万以上のシナプスからなる抑制性配線図を作成した。我々は、古典的な神経解剖学に着想を得て、樹状突起区画の標的に基づいて抑制性ニューロンを分類し、シナプス入力の全細胞地図を用いた樹状突起の再構成に基づいて、興奮性ニューロンの分類を開発した。単一細胞の接続性から、バスケット細胞を標的とする脱抑制に特化した新たなクラスが明らかになった。興奮性ニューロンに対する抑制性接続の解析では、広範な特異性が見つかり、多くの介在ニューロンは空間的に混成した亜集団に対して異なる標的化を示すことが分かった。抑制性の標的化は、「モチーフグループ」(同一の興奮性標的の細胞体周辺区画と樹状突起区画の両方を集合的に標的とする多様な細胞群)として組織化されていた。まとめると我々の解析は、皮質抑制の新たな組織化原理を明らかにしており、現在のマルチモーダルなニューロンアトラスに皮質の配線図を結び付けるための基礎となるだろう。

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