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神経科学:細胞体周辺の超微細構造からマウス皮質の細胞を効率的に分類する
Nature 640, 8058 doi: 10.1038/s41586-024-07765-7
哺乳類の新皮質には、非常に多様な一連の細胞タイプが含まれている。これらの細胞タイプは、さまざまな分子的、電気生理学的、形態学的な手法を用いて体系的にマッピングされてきた。各モダリティーは、細胞タイプの特殊化の基盤となる、生物学的過程の多様性に関する新たな視点を提供する。細胞スケールの電子顕微鏡法による緻密な超微細構造調査が行われ、シナプス接続性やナノメートルスケールの形態など、脳細胞について細胞より小さい構成の偏りのない見方が示されている。数万のニューロンを含むデータでは、その大部分の再構築は不完全であり、細胞タイプの特定が解析の明確な課題となる。今回我々は、この課題に取り組むために、電子顕微鏡解析で得られた定量的特徴を用いて、皮質の1 mm3内にある全ての細胞の細胞体領域を体系的に調べた結果について報告する。この解析から、細胞体周辺領域は、主に細胞の接続性パターンに基づいて定義されるタイプなど、細胞タイプの特定に十分であることが実証された。我々はまた、この分類法が、このデータセットにおいて、細胞タイプ特異的な接続性の特性解析を容易にし、まれな接続性パターン持つ細胞の位置付けを促進する仕組みを説明する。

