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植物科学:植物のヘルパーNLRの活性化と阻害の機構

Nature 639, 8054 doi: 10.1038/s41586-024-08517-3

植物のヌクレオチド結合ロイシンリッチリピート(NLR)受容体は、病原体のエフェクターを感知し、レジストソームを形成して免疫をもたらす。一部のセンサーNLRレジストソームは小分子を産生して、2つのリパーゼ様タンパク質であるEDS1とSAG101、およびヘルパーNLRであるNRG1とのヘテロ三量体複合体の形成を誘導する。センサーNLRレジストソームの活性化は、細胞膜でのNRG1オリゴマー化とレジストソーム形成も引き起こす。今回我々は、シロイヌナズナ(Arabidopsis)のAtEDS1–AtSAG101–AtNRG1Aヘテロ三量体形成が、AtNRG1Aオリゴマー化喪失変異体L134Eによって安定化されることを実証する。また我々は、AtEDS1–AtSAG101–AtNRG1A L134EとAtEDS1–AtSAG101–AtNRG1Cのヘテロ三量体の構造を示し、これらが同様の組み立て機構を持つことを報告する。AtNRG1Aシグナル伝達は、小分子リガンドと複合体を形成したAtEDS1–AtSAG101ヘテロ二量体との相互作用によって活性化される。短縮型であるAtNRG1CもAtNRG1Aのコア相互作用ドメインを保持しているが、AtEDS1–AtSAG101とより強く相互作用して、AtNRG1Aに競り勝つ。さらに、AtNRG1Cは、N末端シグナル伝達ドメインを欠損しており、核と細胞質への局在を示すことから、同じく核と細胞質にあるAtEDS1–AtSAG101の隔離を促進する。我々の研究は、植物のヘルパーNLRの活性化および阻害の機構を示している。

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