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神経科学:オフラインでの細胞集団の共再活性化が日をまたいだ記憶を結び付ける

Nature 637, 8044 doi: 10.1038/s41586-024-08168-4

記憶は、学習中に神経集団に符号化され、学習後の再活性化によって固定される。最近の経験を既存の記憶に統合することで、記憶に最も新しい利用可能情報が含められるようになるが、脳がこの重要な過程をどのように実現しているのかはまだ分かっていない。今回我々はマウスで、強い嫌悪経験が、最近の嫌忌記憶だけでなく、2日前に形成された中立な記憶もオフラインで再活性化させ、これによって最近の嫌悪記憶の恐怖が以前の中立記憶と結び付くことを示す。恐怖は特異的に、非遡及的にではなく、遡及的に数日前の中立記憶と結び付く。以前の研究と符合して、最近の嫌悪記憶による細胞集団が、学習後のオフライン期間に再活性化することが分かった。しかし、強い嫌悪経験は、オフライン期間に嫌忌記憶の集団と中立記憶の集団両者の再活性化も増加させた。集団の共再活性化は、睡眠中よりも覚醒中に多く起きる。また、中立的文脈中での恐怖表現は、嫌悪記憶と中立記憶に共通する細胞集団の再活性化と関連していた。総合すると今回の結果は、オフラインでの細胞集団の共再活性化が、日をまたいだ記憶を統合する神経機構であることを実証している。

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