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大気化学:イソプレンナイトレートが駆動するアマゾンの上部対流圏における新粒子形成

Nature 636, 8041 doi: 10.1038/s41586-024-08192-4

熱帯上部対流圏における新粒子形成(NPF)は、大気エアロゾルの全球的に重要な生成源である。NPFはアマゾン盆地上空で起きることが知られているが、核生成機構や化学的前駆体はまだ同定されていない。本論文で我々は、航空機による包括的なin situ観測の結果を提示し、アマゾンの上部対流圏では極めて揮発性の低いイソプレン酸化物、特にある種の有機硝酸がNPFを駆動していることを示す。こうした有機硝酸は、雷による窒素酸化物の存在下での森林から放出されたイソプレンのOH開始酸化に由来する。バースト的核生成は、日の出の約2時間後に夜間の深い対流が流出して始まり、1 cm3当たり5万粒子以上という高いエアロゾル濃度をもたらす。我々は、前駆体である気体と粒子に特徴的な日周期が測定されたことを報告する。今回の観測結果は、生物由来のイソプレン、熱帯の深い対流および関連する落、酸化の光化学、低い環境温度の間の相互作用が、NPFを独特に促進することを示している。これらの粒子は時間とともに成長し、長距離を輸送され、沈降により下部対流圏に降下して、そこで雲凝結核(CCN)の役割を果たす場合があり、これが地球の水循環、放射収支および気候に影響を及ぼす。

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