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微生物学:細菌はユビキチン様タンパク質を結合させてファージの組み立てを妨げる

Nature 631, 8022 doi: 10.1038/s41586-024-07616-5

ヒトの免疫経路の一部は、抗ウイルス防御の手段として、ウイルスや宿主の分子にユビキチン様タンパク質を結合させる。今回我々は、ユビキチン様タンパク質、ユビキチン結合酵素E1およびE2、脱ユビキチン化酵素で構成される、細菌の抗ファージ防御系について調べた。我々は、この系がファージ感染の際に、ファージの中央部の尾繊維(尾部の組み立ておよび標的宿主受容体の認識に不可欠な尾部先端のタンパク質)に特異的にユビキチン様タンパク質を結合させることを示す。感染後、この防御系をコードする細胞から放出されるのは、部分的に組み立てられた尾部のないファージ粒子と、完全に組み立てられているが中央部の尾繊維がユビキチン様タンパク質に共有結合することで機能が障害されているファージの混合物である。これらのファージは感染力の著しい低下を示すことから、この防御系が細菌集団をファージ感染の拡大から防御する仕組みを説明できる。我々の知見は、ユビキチン様タンパク質の結合が生命の系統樹全体にわたって保存されている抗ウイルス戦略であることを示している。

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