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神経回路:動的特性が上丘における感覚運動アラインメントを決定する
Nature 631, 8020 doi: 10.1038/s41586-024-07619-2
目標指向性の行動を実行するには、感覚地図と運動地図の間での空間的に一貫性のあるアラインメントが必要である。上丘における感覚運動変換についての現在のモデルは、静的な空間受容野の運動終点へのトポグラフィックなマッピングに基づいている。本研究で我々は、このアラインメントのカノニカルな静的モデルの妥当性を実験的に評価するために、上丘の視覚運動ネットワークについて詳細に分析し、拘束条件と非拘束条件で複数の層にわたってin vivoで細胞内記録と細胞外記録を行い、個々の運動ニューロンと前運動ニューロンに対する運動による調整と視覚による調整の両方について評価した。その結果、上丘の運動単位では、視覚の静的な空間受容野はあまり明確でなく、むしろ動的な視覚特性に反応することが見いだされ、これによって、カノニカルな仮説で考えられているような空間受容野と運動終点の間ではなく、感覚ベクトルと運動ベクトルの間のベクトル空間に直接的なアラインメントが存在することが明らかになった。これらの動的なアラインメント原理に従って構築された神経ネットワークは、動いている標的や止まっている標的を素早く捉えるような動物行動学的な行動を維持するのに理想的な位置にあることが分かった。これらの知見は、感覚運動アラインメント処理の新たな次元を示している。本研究は、アラインメントを静的領域から動的領域に拡張することで、感覚運動収束の性質や、それが目標指向性行動の誘導にどのように関連しているかを理解するための新たな概念的枠組みを提供する。

