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超伝導:RbV3Sb5における電荷密度波状態の光学的操作

Nature 631, 8019 doi: 10.1038/s41586-024-07519-5

スピン秩序が存在しない状態での時間反転対称性の破れは、軌道磁性やループ電流などの特異な相の存在を示している。最近発見されたカゴメ超伝導体AV3Sb5(AはK、RbまたはCs)は、エキゾチックな電荷密度波(CDW)状態を示し、ループ電流相を有する物質の有力候補として浮上している。しかし、CDWが時間反転対称性を破るという考えは、矛盾する実験データに起因して活発な議論のさなかにある。今回我々は、レーザー結合走査型トンネル顕微鏡を用いて、RbV3Sb5を調べた。対称性の高い方向に沿って直線偏光を当てることによって、CDWピークの相対強度が可逆的に切り替えられることが示され、これは、強い非線形電子–フォノン結合を示す大きな電歪応答を示唆している。類似のCDW強度切り替えは垂直磁場を用いても観測され、これは、時間反転対称性の破れを要求する特異なピエゾ磁気応答を示唆している。我々は、これらの拘束条件を満たす最も単純なCDWが、結合電荷秩序とループ電流の位相のずれた組み合わせであることを示し、これを合同CDWフラックス相と呼ぶ。今回のレーザー走査型トンネル顕微鏡データは、相関物質における複雑な量子現象の動的光学制御の可能性への扉を開くものである。

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