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天文学:近傍の若い星団の大半は3つの大質量複合体で形成された
Nature 631, 8019 doi: 10.1038/s41586-024-07496-9
近傍の星間物質の構造と最近の星形成史を明らかにするための努力は、過去70年に及んでいる。宇宙空間での位置天文観測ミッションから得られた正確なデータを用いる最近の研究から、関連した起源を持つ、新しく形成された近傍の星団の存在が明らかになっている。それにもかかわらず、若い星団を全天にわたり、生まれた領域にさかのぼってマッピングすることは、正確な視線方向の速度データを持つ星団がないことから妨げられてきた。本論文で我々は、太陽から1 kpc以内にある272個の質の高いデータが得られている若い星団のうち、155個(57%)が3つの異なる空間的な領域から生じたことを示す。この結論は、ガイア衛星の3回目のデータ公開および他の大規模分光探査から得られたデータの解析に基づいている。現在、太陽近傍に分散しているそうした星団の、3000万年以上前となる過去の位置は、これらの星団の種族がそれぞれ、コンパクトで大質量の3つの星形成複合体の1つにおいて形成されたことを示している。これらの種族の1つは、太陽近傍の全ての若い星団(おうし座星形成複合体およびさそり座–ケンタウルス座星形成複合体)を含む。我々は、200個を超える超新星が、こうした種族から生成されたと見積もっており、こうした集団的な超新星が、いずれも現代の三次元的な塵の地図によって明瞭に観測されている、局所バブルと近傍で最大のスーパーシェルGSH 238+00+09の両方を生成したと主張する。

