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進化学:動物の近縁生物における生活環と直結した有糸分裂の進化
Nature 630, 8015 doi: 10.1038/s41586-024-07430-z
真核生物は、細胞分裂中の核膜リモデリングに関する戦略に幅がある中で、開いた有糸分裂における核膜の分解、あるいは閉じた有糸分裂における核内紡錘体の形成という、2つの極端な戦略のいずれかに向かって進化した。これら2種類の有糸分裂リモデリングでは、中心的な分裂装置に重要な差異があるが、専用の機序が採用された進化的理由は不明である。今回我々は、統合比較ゲノミクスおよび超微細構造イメージングの手法を用いて、動物および菌類の近縁生物群であるイクチオスポレア綱における有糸分裂戦略を調べた。その結果、このクレードに属する種は、おそらくは異なる多核状態または単核状態を支えるために、菌類様の閉じた有糸分裂と動物様の開いた有糸分裂に向かって分岐したことを明らかにする。今回の結果は、多核型の生活環が閉じた有糸分裂の進化に有利であることを示している。

