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天体物理学:近傍のスターバースト銀河M82におけるマグネターの巨大フレア

Nature 629, 8010 doi: 10.1038/s41586-024-07285-4

マグネターの巨大フレアは、磁場が最大1015–16 Gの若い中性子星から1秒以内に最大1047 ergのガンマ線が放出される、珍しい爆発事象である。マグネターからのこのようなフレアは、銀河系と大マゼラン雲において約50年間で3回しか観測されていない。巨大フレアは1秒足らずで1046 erg s−1を超える輝度に達し、数十メガパーセクの距離まで観測可能であるので、銀河系外の事象を発見すればこの少数のサンプルを増やすことができる。しかし、このような距離では、コンパクトな連星合体から生じるはるか遠方の高エネルギー(1050~53 erg)事象である継続時間の短いガンマ線バースト(GRB)と区別するのが難しい。信頼性に差はあるものの、いくつかの継続時間の短いGRBが、近傍の銀河内の巨大マグネターフレアの候補として提案されている。本論文で我々は、スターバースト銀河M82と位置的に一致するGRB 231115Aの観測結果を報告する。そのスペクトルの特徴は、バーストの長さ、X線の上限と数時間以内に得られた光学対応天体に課される上限、重力波の信号の欠如と共に、このバーストがM82内のマグネターからの巨大フレアであることをはっきりと示している。

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