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天文学:最近クエンチしたビッグバン後7億年の銀河
Nature 629, 8010 doi: 10.1038/s41586-024-07227-0
近傍の低赤方偏移(z < 3)銀河はおおむね、星形成率が比較的安定した活発な星形成銀河と、不活発な銀河の二峰分布に従うことが知られている。これら2つの種族は、比較的ゆっくりと移行している銀河によって結び付けられる。対照的に、理論では、宇宙の初期や低質量銀河では星形成が確率論的だったことが予測されている。こうした銀河は、スターバーストの時期と星形成が抑制された段階の間を急速に移行し、一時的な静穏、いわゆるミニクエンチング事象を引き起こした可能性さえある。しかし、星形成がバースト的に起こる領域は、観測的にほとんど絞り込まれていない。従って、原初宇宙においてミニクエンチしている銀河を直接観測することは、銀河の形成と変化のモデルを絞り込むのに最も重要である。初期にクエンチした銀河は赤方偏移z < 5まで特定されており、これらは全て大質量(M★ > 1010 M☉)で、比較的老いていることが明らかになっている。本論文で我々は、宇宙がわずか7億歳だった頃の、z = 7.3に位置する(ミニ)クエンチした銀河について報告する。ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)に搭載された近赤外線分光器(NIRSpec)で得られたスペクトルは非常に青い(U–V = 0.16 ± 0.03 mag)が、バルマーブレイクを示し、星雲線は示さなかった。この銀河は短期間のスターバーストの後に急速なクエンチングを経ており、その恒星質量(4–6 × 108 M☉)はさまざまなフィードバック機構に影響されやすい範囲に収まるため、クエンチングはおそらく一時的なものでしかない可能性がある。

