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細胞生物学:HEATリピートタンパク質HPO-27はリソソーム分裂因子である

Nature 628, 8008 doi: 10.1038/s41586-024-07249-8

リソソームは分解とシグナル伝達を行う中心で、恒常性、発生、加齢において重要な働きをしている。リソソームは、細胞のさまざまな需要に応えるために、絶え間ない融合と分裂により自身の形と機能を作り替えているが、分裂の分子基盤についてはほとんど解明されていない。今回我々は、線虫の一種Caenorhabditis elegansのリソソーム切断因子として、保存されたHEATリピートタンパク質HPO-27を特定した。HPO-27が失われるとリソソームの分裂が妨げられ、過剰な細管状ネットワークが生じ、これは最終的には崩壊する。HPO-27とそのヒトホモログであるMROH1は、RAB-7によってリソソームへ誘導され、切断部位に濃縮される。超分解能画像化法、ネガティブ染色電子顕微鏡法、in vitro再構成アッセイによって、線虫ではHPO-27が、哺乳類細胞ではMROH1が自己集合してリソソーム細管の狭窄と切断を仲介し、またin vitroでは、集合して支持体上の管状膜(SMrT)を切断することが明らかになった。HPO-27の喪失はリソソームの形態や完全性、分解能力に影響を及ぼし、動物の発生や寿命を障害する。従って、HPO-27とMROH1は、自己集合する切断因子として働き、リソソームの恒常性と機能を維持している。

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